活きの良い鯛が入ってるよ!
……
あっ、そうですか…
はははっ…
不思議そうに見る魚屋の番頭さん。
買うよな、買えよと、口が笑ってても目が怖いわ。
いゃ〜鯛は生理的にだめなんですわ…
こいつケチつけてる?
何、何だよ、俺んちの鯛は買えない?
そんな顔をしている番頭さん。
お前、何時も色んな魚買うのに、色んな貝を触っているのに鯛は駄目だ?
そういえば鯛だけは買っていなかったなと、やっと気付いてくれた様子。
なんで鯛はだめなの?
鯛美味しいのにと畳み掛ける番頭さん。
いゃ〜だから生理的に…
いや、はっきり言うと鯛だけは魚には見えないんですよ。
はあっ?
どこから見ても鯛は魚なんですけどね。
以前は普通に捌いてたのですが、あるときから、あれ?この鯛って鮒に似てるな…
鮒の親戚?
そう勘違いしたのが運のつき、触らない、近寄らない、絶対に買わない、そうなってしまったのです。
なぜ涼風が鮒に固執しているのか、それは鮒寿司の記事をご覧になって下さい。
完全にトラウマなんです。
鯛をよそ目にシマアジだ、ヒラメだ、イサキだと買う姿に番頭さんは困惑、鯛のほうがかっこいいだろ?と思っていることでしょう。
駄目だ、鯛を克服しないと…
鯛は美味しいのにね。
晩秋の紅葉鯛でチャレンジしますかね…
お刺身美味しいのは承知してるんだけど、煮付け美味しいのも知ってますけど、焼きも美味いけど…
鯛=鮒=少年時代の心の友…
殺れんのか!
友を…
その道を踏み外したら後には戻れんぞ涼風!
あっ、小芝居は要らなかったですね。
でも克服しますよ、わかりましたよ、ハイ、ハイ…(泣)
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