図書館宅で2泊した朝、今日はマルチーヌ宅へ行く日だ。
が、その時、マルチーヌから連絡が入った。
「実は、昨日友人数人とランチをした。その中の一人がコロナで陽性だと後でわかった。私は非常に怒っている。すでにランチの前に検査を受けていて陽性の可能性があったのに、結果を知る前にランチに来るなんて。」と。
また「私はあなたたちと会いたい、でもあなたたちにどういえばいいのか、」と。
私達は考えた。
マルチーヌは勇気がある、黙っていることも可能だったのに、正直に言ってくれたことにまず感謝した。
そこで考えた末にこのような決断をし、返事を入れた。
マルチーヌに風邪のような症状がないなら、会いに行こう。窓は開けてもらい、マスクをして会えばいい。
しかし、泊まることは遠慮したい。と。
それから、マリーアンジュの留守宅を借りたいと申し入れた。
鍵はどうするか。マリーアンジュの両親のフランソワーズ夫妻に連絡を取り、鍵を持ってきてくれることは可能かと聞いた。
「どうしてだ?」と、言われ、状況を説明すると、「わかった。持っていく」と言ってくれた。
2泊分の荷物(マリーアンジュの留守宅+郊外のサンジェルマンアンレー夫妻宅)を持って図書館夫妻の家を出た。
まずマルチーヌ宅により、その荷物をいったん置かせてもらう。
そして、お茶を点てて、飲んでもらった。↓
その後、お昼はフランソワーズ夫妻ととることになるかもしれないので、待ち合わせ場所のオステルリッツ駅のカフェへと向かった。
彼らは少し遅れてやってきた。
が、食事は済ませているようだった。
私達はお昼はとっていなかったが、この店の客やサービスの女性の態度があまりいい感じがしなかったので、お茶だけにした。
そして、フランソワーズ夫妻は、数日後に彼らの家にくるかというので、それは無理だと伝えると、「パリに出てくるからランチをしよう」と言って帰って行った。
大手術をしたフランソワもやせてはいたが、リハビリも順調だったらしく、こうして元気な顔を見られ、安心した。
そして、またマルチーヌ宅へと戻った。本来ならパリ郊外を挟み、その前後の2泊させてもらう予定が、彼女と会えるのは、今夜限りになるだろう。
手作りの夕食をいただき、短い時間だったが、一段と強くなった友情?親戚以上のような温かさを感じながら、一本で帰れるメトロ駅まで同行してくれた彼女と別れたのだった。
いつもの妹さんのところで作られている農家のフォアグラ↓
何度か頂いている ブランケット(仔牛のクリーム煮)↓
デザート↑↓
これは抹茶のケーキで、お土産に持たせてくれた。
そして、帰ったのは留守宅のマリーアンジュ宅。
今回前半で一度泊めてもらっていた。どの部屋を使ってもいいと言ってくれていたが、
やはり前に泊まったトイレにも近いステラ(娘)の部屋を使うことにした。