フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

ロックブリュンヌの古城跡からの眺め。

2024-07-03 07:32:54 | 2024年の旅

今日の朝は、市場が休みで、パンが買えなかったため、近くのカフェで朝食を取ることにした。円安で外食は避けているが、朝食ならいいだろう。

なかなか感じのいいカフェで味もよかったが、いわゆる伝統的なフランスのカフェとは少し違う感じだった。

それでもイタリアに近いので、ブラッドオレンジジュースもついていて、なかなかよかった。

 

さて、朝食のあとはアパートに帰り、支度をしてロックブリュンヌに出かけるため、出発した。駅ではなく、カジノの近くのバス停からだと、バスの本数も思ったよりあるようだ。

待っていると、足が不自由な男性が「バスの切符代をもらえないか」と言ってきた。言葉が分からない風を装って(夫は本当にわからないのだが)適当にあしらって、私たちはバスに乗って切符を買った。

私たちがバスの運転手から切符を買っている間に、さっきのおじさんが私たちの後ろをすり抜けて乗っていった。無賃乗車である。

自由・平等・博愛の最後の博愛精神でフランス人はこういう人を助けるのかもしれないが、

私たちにはどう判断していいのかわからなかった。

600番のバスは、10時16分発で、34分着なので、20分足らずであった。

しかし、降車のバス停は「1er Escalier」(つまり一つ目の階段)ということで、そこから

お城のある場所まで、ひたすら階段を上らなければならなかった。

途中で、ギブアップするわけにはいかないし、高所恐怖症とも言ってられないし、振り返らず前を見てとにかく上り続けた。休むと疲れそうになるからだ。

上から下りてくる人に「もう少しだよ」と言われたが、こちらの人のもう少しがあまり宛にならないことは「承知の助」だった。それでもその言葉があると、少し元気がもらえた。

お城の近くまで行くと、また可愛い古い小さな村が現れてきた。

一気に弾みがついた。

お城の入り口に着いた。

お城と言っても廃墟のようなのだが、眺望がすばらしかった。

山と海を堪能できて、小さな村も歩けるので、来てよかった!!となる。

少し雨がパラパラしてきた。

何組かの家族やカップルに出会った。

中でもフランスはブルターニュから来ている(と言ってたと思うが、記憶は定かではない。もしかしたらボルドー?だったか)カップルとは話が弾んだ。

日本に来たこともあると言っていた。

 

小さな村でもレストランやカフェもあったが、今日はマントンで魚介のフリットを買う約束をしたので、戻ることにした。

帰りのバスを調べたら、Lavoirというところからバスがあるようだ。しかし乗り換える必要があった。それでもお城のすぐ下のバス停からだったので、待つことにした。

12時1分発、Pont de L’Unionで乗り換えて、海岸沿いのカジノ(casino bord de la mer,)という来たときとは違うホテルに近いバス停まで乗った。

切符は車内でcreditカードで買ったのだが、念のため、乗り換えるときはどうするのかと聞いたら、creditカードをタッチするだけでいいという、一抹の不安があったが、言われるとおりにするしかなかった。結局それでうまくいったようだった。(もしかしたら、カードのタッチは不要だった?)しかも1.8ユーロという安さだったのはありがたかった。

 

こちらに来て、フランス人友人と一緒に歩くのもそれはそれで楽しいが、このように調べながら、自力で行ってみるのもまたいいものである。

 


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