フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

救いの神様ニコルとジャッキーに迎えられた。

2023-04-28 08:53:02 | 2022年秋:3年ぶりのパリ、そして南仏

小児科医の家の呼び鈴を鳴らすと、下りて来てくれたのは、診察中のジャッキーに代わり、奥さんのニコルだった。

 

大きなスーツケースを見て、「それはジャッキーに(上にあげてもらおう)ね」と言ったが、一番大きいのは上まで上げる必要もないと伝えた。

 

以前は、サロンから廊下を歩き、トイレや洗面所のある方の部屋(二部屋)を使わせてもらった。

孫の面倒を見るときに便利なのでと、最近は彼らがその二部屋を使っているようで、今回はサロンの奥にあるリビングの方にある(やはりこれもメゾネットなのか)、階段を上がったところ(3階)の部屋に案内された。トイレは2階の共同なので下に降りる必要があるが、小さな部屋ながらバスタブや洗面台もあるし、シャワーや洗面には便利だ。

 

ここで、とりあえず4泊はさせてもらえそうだ。

本当にありがたいことだ。

 

食堂の下には小児科医の趣味である絵画のアトリエがあり、そこから仕事部屋(小児科の診察室)へと続いているようだった。

 

ニコルに今までの経緯や南仏での話をし、ジャッキーの仕事が終わるのを待っていた。

昼休みになり、ジャッキーがやってきた。

美味しいスープとサラダを用意して待っていてくれた。メインもあったが、この日は写真を撮るのを失念していた。

二人は健康のため、お昼はしっかり食べ、夜は簡単なもので済ませるそうである。

ジャッキーも話をすると変わりなく歓迎してくれていることがわかり、嬉しかった。

 

ランチのあと、ニコルがクリシーの町を散策しようと連れ出してくれた。

以前と同じところもあったが、未訪の公園なども訪れた。

夕方は結構寒くなってきたが、よく歩いた。

 

そして家に戻る途中のスーパーで買い物をするのにも同行した。

夕食時、ジャッキーは、「シンプルなのは再度PCR検査をして、陰性証明で帰国に備えることだ」と言う。もちろんそうだが、万一陰性の反応が出なかった場合の話をすると、もう罹患してからずいぶん経っているから心配ないと言う。

一抹の不安はあったが、一晩考えて、それが最短で帰国できるので、賭けてみようと思いだした。温かく迎えられ、気持ちも前向きになってきたということだ。


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