フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

アンティーブのセカンドハウスは、いわば「みそぎのプレゼント」

2021-07-13 10:01:02 | 2016年秋の旅行(パリ・コートダジュール)

ニースへの便は、パリ乗継便。久しぶりにパリで乗り継ぐ。

関西空港で預けた荷物は、そのままニースで受け取ればいいので、パリで少しの時間をどう過ごそうかと思っていたが、目新しい免税店などを見ていたら、あっという間に搭乗時間。

さあ、いよいよ、コートダジュール。

ニースの空港で、アンリ夫妻が待っていてくれた。

彼らのアンティーブのアパルトマンからは車で三十分ほどらしい。

着いたらそのまま眠りたい・・・、のが本音だけれど、ニースの夜景を見ながら少し走って、アパートに着いたら、簡単な夕食が待っていた。

日本風の漆器の様な器にデザート↓

彼らと会うのは、2014年以来で、サルラでアパートを一週間借りたとき、会いに来てくれたのだった。彼らの住むアヴィニョンからすごい長旅ににもかかわらず車でやってきた。

その近くに住む彼らの友人がいるので、アンリ夫妻はその友人宅に泊まって、私をその友人宅へも連れて行ってくれたり、一緒に観光もしたりの楽しい日々だったが、それはまた2014年の旅行を書くときに、詳しく記そう。

この夫妻、大学の同級生で仲良しの二人だったのだが、2010年あたりから危機的状況に陥った。彼らを知っているヴァンサンクリスチーヌなどは、本当に心配していた。現に2010年アヴィニョンを訪ねたときは、アニエスには会えなかったのだ。

その後、アンリは時間をかけてアニエスの心を取り戻そうと頑張った。その一つがこのアパルトマンで、アンリの両親がなくなった時に相続したお金で、「地中海の島を全部めぐるのが夢」と言っていたアニエスのために、アンティーブにセカンドハウスを買った。いわばアンリからの「みそぎのプレゼント」というところだ。

 

普段はアヴィニョン(詳しく言うと郊外のシャトールナール)に住んでいるので、バカンスのための家だ。

彼らが使わないときは、人に貸したりもしてる。

「日本人に貸したい」と言っていたけれど、そのサイトを知っている日本人は多くないかもしれない。日本人は丁寧に、綺麗に使うというのがフランスでの定評になっている。

しかし実際私がここを一人で借りるとなると、車がないと生活が難しいこともあり、彼らにアンティーブのセカンドハウスを貸してあげるけれどどう?尋ねられた時「あなたたちも一緒に」と、お願いしたのだった。

 

寝室は私に貸してくれ、彼らはソファーベッドを使っていた。

 

夜中にトイレなどに起きるときは、そこを通っていくことになるので、ちょっと気を遣うところだが、それを気にしていてはこういう滞在は出来ないので、気にしないことにした。勿論彼らも「全然問題ない」と言っていた。

 

さあ、今日から6泊の滞在。観光コースはお任せ。

 

コートダジュールは、2005年にひょんなことから予定外にカンヌだけ立ち寄ったことがある。

コートダジュールはお金持ちのリゾート地なのだが、いかにも高級リゾート地というのは気後れして苦手なので、出来れば今回は、点在する中世の小さな村を訪ねてみたい。

 


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