パリに戻って、翌日もまたタイトなスケジュールだった。
郊外に住んでいるアドリアン家族に会いに行くことになっていた。
アドリアンは1人で来日して、その後妹やお母さんも来日して、我が家で迎えている。
今回は初訪問。
最寄り駅のフォンテーヌブロー駅までアドリアンが迎えに来てくれることになっていた。
ミッシェルさんは以前リヨン駅に送ってもらったあと、自分の車を見つけるのに一時間半もかかって大騒ぎだったので、日帰りで荷物もないので、今回はメトロを乗りついで、リヨン駅に向かった。
この駅はTGV発着駅でもあるが、SNCF(国鉄)の近郊線も出ているので、それに乗っていく。
終戦記念日の花↓
パリから約30分くらいだったろうか。
この駅は、2003年、バルビゾンやフォンテーヌブロー宮殿をたずねて以来になる。↓
今回も観光の打診があったが、もう見ているので、ゆっくりさせてほしいと言っておいた。
アドリアンは車で迎えに来てくれていて、そのまま彼らの家へ。
この家は新しい造りで、水回りなどを含めてとても便利になっていた。
お風呂も清潔で、今まで訪れた中で、日本に一番近いといってもいい仕様になっていた。
新しい家はフランスでも水回りも便利になっているのだ。
水周りなどの不便さをフランス滞在時は、気になりつつもホテルなどは、近代的なタイプより多少不便でもフランスらしいと好んでいる私もやはり水周りがいいと気持ちがいいのも確かではある。
妹のマルレーヌは日本語も上手で、いつか日本に住みたい気持ちがあり、勉強を続けているらしい。
慎重派のアドリアンは、日本に住みたいけれど、今の仕事を辞めることなど考えず、今は家も購入し、堅実な生活を送っていて、日本に住むのは退職後の夢のようである。
お母さんのシルヴィアとマルレーヌが手料理を用意してくれ、ターブルを囲んだ。
シャルロットオフレーズと言う一度、グラブゾンのシャンブルドット(B&B)で食べた事があるとても可愛いケーキも作ってくれていて感激した。
両親が離婚して母子三人で住んでいたこの家はお父さんのものらしく、この数年後に別の家に引っ越しし、2019年にはそこも訪れたが、今は母子3人それぞれがたぶん一人暮らしして、別々の場所で暮らしている。
楽しい時間はいつも本当に早く感じる。
雨も降り出し、そして、またアドリアンの車で駅まで送ってもらった。
また日本で会いましょうと、約束をして。
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