ソワレを楽しんだ翌朝は、もう帰国日前日。
というわけで、今日はミッシェル夫妻とマルチーヌと一緒に出かけることになっていた。
いつものミッシェルさん宅での朝食↓
昨夜も実は、図書館夫妻のご主人のドゥニからのメールで、ベルサイユ宮殿の噴水ショーのライトアップのお誘いがあったのだが、行けない旨の返事すらギリギリまでメールを見ることができず非礼をしてしまった。彼はもちろんそんなことをとがめることもなく、「またの機会に」と言ってくれたので、今もずっとその優しさが心に残っている。
昨夜はミッシェル夫妻主催のソワレだったので、メールを見ていたとしても、お断りするしかなかったのではあるが、ベルサイユの噴水ショー、しかも夜の行事とあっては、そう言うお誘いがない限り行くことはないので、残念だったことの一つとしてもよく思い出す。
さて、いつもの通り朝食を済ませてメトロで向かったのは、クールサンテミリオンという元ワイン倉庫を使ったパッサージュなどがある場所だった。(2019年のクリスマス時期にも再訪)
いつだったか、クレパパ(クレマンスという女の子の父親なので、クレパパ、この少女はロンドンの音楽大学を今年卒業した)にも新しいスポットとして紹介してもらったが、初めてやってきたのだった。
途中、こんなところも↓
そこでマルチーヌも合流し、庭園も散歩しながら、パッサージュやブティックをのぞいた。
日本のお店なのか、イメージなのか、「sakura」と言う名前の店もあった。
私の好きな?スーパーのモノプリまで倉庫に出店していた。
そこからどのように移動したか今となっては覚えていないのだが、ランチはアメリカンスタイルのステーキチェーン店だった。
確か財務省↓
スイミングプールが見えた↓
ミッシェル夫妻は意外とこういう店にも抵抗がない。と言うかステーキ好きなミッシェルさんは、大きなお肉をペロリ、そして付け合わせのフライドポテトもたいらげる。
もちろん私もフランスでアメリカンスタイルなんて、という気持ちはあるが、お世話になっているミッシェル夫妻の選んだ店に異議を申し立てることなどあってはならないし、その店で食べられるものを注文し、量が多いものは黙って残せばいいという考えになる。
しかし、健康に気を使っているマルチーヌは、そもそもチェーン店もお肉料理も気に入らなかったようで、魚料理を注文し、ポテトも手をつけず、また店の人にも何やらややこしい注文をしていた。
ところがマルチーヌのこのような振る舞いに対し、ミッシェル夫妻との関係が悪くなることなどつゆほどもなく、全く私の思いは杞憂なのだ。
これは日・仏の考え方の違いなのかもしれないと思う。
さて、その店を後にして向かったのは、五区にあるアラブ研究所だった。
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