アルルで4泊して、明日はアヴィニョンに戻るので、今日が実質アルルの最終日。
ちょうどアルルで今回の旅の折り返し、つまり前半が終わり、後半に突入したところである。
朝は、クリスチャンの近くのおすすめのパン屋で買ってみた。毎日買いたいくらい美味しそうであったが、定休日やらなにやらで、結局一回きり。(リヨン夫妻のサンドイッチ以外では)
午後からお茶の予定があるので、午前中はまた散策。
アルルでランチと言えば、過去2度行った事がある小さなレストランがある。
スープドポワソンが一番好きな料理であるのは、この店のおかげである。
しかし、残念ながら、今日は定休日のようだ。
仕方がない。
アルルは小さな町なので、同じ通りをくるくる歩いているような感じである。
ニームで帰りの切符を予約してなくて、ストライキにあたり、大変な目に遭ったこともあり、またギリギリに切符を買う羽目になるのは避けたかったので、駅で予め切符も買っておこうと思ったのだ。駅員さんにも確かめ、とりあえず指定もない普通の列車の切符を買った。
お昼は今日は近くの惣菜店でほんの少しだけ買った。バスク地方のお店だったので、トルティーヤとコロッケのようなものにした。
左のパンがマルシェで買ったパンだが、これが本当に胃にずっしり重く感じた。↓
お茶の時間に合わせて和カフェへと向かった。
マルセイユで作られていると言う和菓子と抹茶や煎茶がいただける。
奥さんは日本人でご主人がフランス人だが、出会ったのはドイツ?とかで、フランスではなかったようだ。
可愛い男の子が一人いる。
またジョエルは娘や孫も一緒に合流し、みんなでワイワイしながらお茶とお菓子を楽しんだ。
折り紙教室のようにもなり、他の来客にも体験してもらえ、喜んでもらえた。
ジョエルは昨日、奈良で食べたぜんざいが美味しかったとしきりに言っていたので、このお店で出してみたらどうかとも、アドバイス?してみた。
この日本人女性はとても感じのいい子だった。
そしてジョエルとはここで別れた。再会の日はあるのだろうか。それはわからないが、またね、と言いながら。
クリスチャンはこの後、歴史的なホテル?を案内してくれた。ニームのマダムもそうだったが、教師という職業柄か、格式のありそうなホテルでも気後れすることなく、すいすいと入っていく。
そしてクリスチャンとも別れ、アルル最後の夜は、マルシェで買ったスープドポワソンを夕食にしようと、少し足りないものを買って帰った。
貸し家体験は、二人でまるまる一日過ごした日は無くなってしまったが、これも私達らしいと言えるかもしれない。
何より、人との触れ合いが好きなのだから。
明日は、お昼過ぎにはアヴィニョンだ。