天に地に猫に

保護猫たちの紹介と家族探し。譲渡会のお知らせ。時々家の猫も登場します。

シロちゃん

2021-02-24 16:10:00 | お外猫(シロちゃん)
シロちゃん

シロちゃんに初めて会ったのは
10月下旬の明け方3時頃

ごみステーションの近く
何十世帯もの住民が使用するごみ置き場

前の日や夜中に生ゴミを捨てにくる人間がいる

住宅が増え人が増えるのに比例して
ルールを守らない輩も増える

そんなごみ置き場の周りをウロウロしていたシロちゃん

お腹が空いているんだろうと思い
家からカルカンパウチを2袋持ってきた

こちらを向いて可愛い声で鳴いているけど
近付くと警戒して逃げてしまうので
物影にお皿を置いて、少し離れたところで見ていると
あっという間に完食

まだ欲しそうなので、さらに2袋追加

右耳がさくら耳なので去勢済みの男の子

地域猫ならごはんをあげてる人がいるんだろうと思ったけど

どうやらごはんをあげてる人は誰もいない

このあたりには、外の猫は2、3匹しか見たことがないし、
シロちゃんを見たのは初めてだった。

後に犬の散歩の人に聞いてきてみたけど、秋までは見たことないと言っていた。

それから、毎日シロちゃんにごはんをあげるようになり、

最初は会えないこともあったけど、
だんだんシロちゃんは私を待つようになった。

10月、11月にミルベマックスを飲ませてお腹の駆虫をした。
ノミダニ駆除したいけど、肩甲骨あたりを触るのはとてもムリ。

2度ほどざっくりと引っかかれた。
ごはんのお皿を置く時に、手を狙って引っかかれた。
早くごはんが欲しかったんだとおもう。


シロちゃんには、居場所がないようだった。

雨の日はいつも近隣の住宅の車の下にいた。

雨風、暑さ寒さをどうやって凌いできたんだろう。

お外の猫のために、居場所を作ってくれる家は近くにはなさそうだった。

12月になって、寒くなったので、
発泡スチロールのお家を作った。

シロちゃんは体が大きいので
ブロッコリー用の特大サイズに
入口用の発泡スチロール2個繋げた
(モデルはゆうちゃん)

(真っ白な発泡スチロールをポンと置いてあるわけじゃありません。覆いと雨よけをして人から見えないように置いてます。)

しばらくは使ってくれなかった

なぜなら、
それはきっとシロちゃんの大きなお尻が入らなかったから💦

何度か入口の拡張をしに行った。真夜中に

年末あたりから、おうちの付近にいるようになった。
毎日使い捨てカイロを2、3個入れるようにした。

足に擦り寄ってくるようになった。

呼ぶとおうちから出てくるようになった。

足元に絡みついて離れなくなった

仰向けになって甘えるようになった

とても太らせてしまった💧

体をくっつけたまま食べるようになった。
お尻をトントンできるようになり

頭も触れるようになった

犬が近づいてくると私の後ろに隠れるようになった。

耳も触れるようになったので、
耳の中を見たらきれいだった
耳ダニはいなそう

レボリューションプラスにするかブロードラインにするか迷ってたけれど、
耳ダニはいなそうなので、ブロードラインしようと決めた。

そして、昨日ブロードラインをつけることに成功した。

出会ってから4か月で
やっとノミダニ駆除ができるようになった

違和感があったみたいで
首の後ろを蹴ったり
土の上に転がったりしたので
ちょっと汚れてる

ノミが増える季節になったからつけられてよかった。
ダニもいるのかな。見たことないけど

ブロードラインは回虫、鉤虫、条虫も駆除できるからとても良いんだけど

お外の猫の肩甲骨って
そう簡単には触れない。

ものすごい勢いで手が飛んでくるし、
噛まれそうにもなる。

触っても警戒しなくなるのに4か月かかった…

飲み薬のオールインワンってないのかな〜

シロちゃんはひとりぼっちだから
他の猫の便に触ることはないだろうし
もう飢えてないからネズミを食べる必要もないから回虫や鉤虫は移らないと思うし、他の猫をグルーミングすることもないからノミを介して瓜実条虫が移ることもないだろうし、もう一度ブロードラインをつけたら、あとはフロントラインプラスでいいかな…


シロちゃん
おうちに入りたいかな

今いる場所
それほど危険ではないけど
外に完全に安全な場所なんてないし…

数年のうちに
今いる場所は整理されるかもしれない

そしたら、本当に居場所がなくなる。

それに今の場所、
冬も吹きさらしで寒いけど
真夏の暑さはどうやって凌ぐんだろう

シロちゃんがいちばん幸せに暮らせるにはどうすればいいんだろう

シロちゃんはどうしたいんだろう


シロちゃんの本名は
すずしろくんです。
勝手に命名😸


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2 コメント

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Unknown (cotobuki-h)
2021-02-24 18:30:04
シロちゃん、優しい方に出会えて良かった!
TNRされてても「とりあえず不妊手術はして子猫が増えないように」を優先で、その後のお世話はしてもらえない子っていますよね。
うちの地域も大勢のボランティアさんが一斉にTNRしてくださったので、その後のお世話は地域の猫好きな方に託されるので、そこからあぶれちゃう子もいるかもしれません。
ご飯をあげてる人でもTNRしたことを知らない人も多いと思います。
おうちに入れてあげられない分、出来るだけケアしてあげたいなと思うんですが、捕獲も慣れていないので、なかなか病院にも連れていってあげられず(泣)
こちらのブログでいつもいろいろ参考にさせていただいてます♡
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Unknown (micomo73)
2021-02-24 19:22:15
@cotobuki-h いつもブログ拝見させて頂いています。
お外の猫のお世話って大変だし、心配ですね。
次会えなかったらと思うとついたくさんあげてしまってすごく太っちゃいました。
病院は大きな課題ですね。ウイルス検査もしたいし、ワクチンも打ちたい。未不妊だったら、去勢のついでに全部やってもらえるけど、普通に連れて行かれたとしても暴れてできなそうですね。
シロちゃんがいる場所の周辺は、最近できた住宅地なので、もともと猫はいなかったし、TNRしてる人もいなかったと思います。
大きいのに弱そうだから、餌場を追われて流れてきたのかもしれないです。
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