止むに止まれぬ事情
飼主本人の意思とは関係なくそういう状況に陥る可能性は誰にでもあり得ます。
最近、飼えなくなるのでは?と不安に思うことがありました。
25年間続けてきた治療をやめて半年
完治したはずだったのに腫瘍ができていました。
長い間治療してても簡単に再発しちゃうんだな…
れもんが4歳、ちょびが3歳だから
少なくともあと15年は生きなきゃと
思ってきたけれど
もし、腫瘍が悪性だったら?
90%は良性と言われている腫瘍だけど
10%の悪性だったら?
なんていうことを考えてしまいます。
猫たちの里親募集の譲渡条件には
年齢制限が設けられていることが多い。
それは団体や個人のポリシーによって異なり、55歳だったり、60歳だったりする。
高齢者不可または後見人を立てるなどの条件になっています。
55歳や60歳が高齢者と言われると違和感があるけれど、猫の寿命は20年が当たり前の時代になってきています。
猫が歳をとったときに、自分は十分ケアできるのか考えなければならないと思います。
子猫がかわいいから、子猫から育てたいから…そういう気持ちは理解できますが、
15年後、20年後に、医療にかけられる経済力があるか、病院に連れて行かれるか冷静に考える必要があると思います。
純血種は短命と言われているけれど、それでもうちの純血種3匹はみんな17歳半。
糖尿病だったり、腎機能が低下していたり、硬いものが食べられなくなっていたり、すぐ吐いたり…
糖尿病の治療は月1、2万はかかります。
ドライが食べられなくなると、ウェットだけで必要なカロリーを摂取することになるので、高齢猫用の高カロリーのパウチを1日何個も食べる。
老猫3匹の食費をざっと計算したら1日1500円くらい。
老猫3匹だけで最低月5万くらいはかかります。
さらに風邪や体調不良でで通院すれば、万単位で医療費がかかります。
高齢で子猫や若い猫を迎えると、体力も経済力も落ちていく一方で、飼い猫も歳をとり、手間もお金がかかるようになります。
そこに予期せぬ怪我や病気が加われば、「まだ大丈夫」から「もうだめだ」に急に変わってしまうということ…
最近、60代で亡くなった人が飼っていた猫を保護したというブログを見ました。
その人は、50代前半で子猫を飼い始めていました。残されたのは10数歳のシニア猫たちでした。
50代前半なんて全然大丈夫とは言い切れない。
後見人はちゃんと立てないと…
譲渡契約を締結しない譲渡は虐待とか言われてますが、譲渡要件をしっかりしてないのも虐待ではと思ってしまいます。
年齢、生活環境、経済力等々、もちろん人柄もどれも譲歩できない。
「おれも0歳児だから、年齢制限あるよ」
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