今年の紫蘇は気持ち育ちが遅いと感じます。
長梅雨のせいですかねぇ。
なんて。
そもそも畑の紫蘇は自生してくるやつで、毎年勝手に生えてくれてるので、それが遅いと文句を言うのも罰当たりです。
そんなゆっくり目の紫蘇ですが、薬味以外の用途として今年もシソジュースです。
青が混ざっても紫蘇は紫蘇味。
うちではそんなに正確に計量しませんが、紫蘇の葉っぱ400gに水2L、砂糖1kg、クエン酸25gというのがノーマルなレシピです。(クエン酸のボトルに書いてある程度のノーマル加減)
因みにうちでは、高さ50cmくらいに育った紫蘇を2本くらい、根っこの近くでバッサリ切って一回分です。根っこの近くとはいっても、第二段を作る気満々なので、枯れない程度にのこします。(すると1ヶ月後にはまたシソジュースになる分くらいは収穫できます。)
今年はクエン酸がなくなったので、数年ぶりに薬局に買いにいきましたが、何しろ数年ぶりなので、どこにあるのかわからない。結構探します。(←お店の人に聞けないタイプ)
言うまでもないですが、使うのは食用です。100均の掃除用途を使う勇気はありません。何がダメかは知らんのですが。
まぁ、食用の方が逆に全くユーザーフレンドリーにかけると思いますが。
大概薬局にひとつあるかないかの品揃えです。
もしかすると、製菓コーナーの方が手頃なサイズのものが買えるのかもしれません。(もしかしなくても買えるでしょう)まぁ、ワンシーズンに百グラム以上使うので、うちではこれ一択です。
まず、シソジュースの第一段階は葉っぱの洗浄です。
市販の紫蘇はそうでもないでしょうけど、畑の自生した紫蘇はねぇ。しょうがないですが、さまざまなものがついてるので、気がすむまで、あるいはもうこれ以上は諦めようって気になるまで(ここが大事)洗います。
洗いかたにルールはないと思いますが、洗ってるうちに目についたヤバそうな葉っぱはバッサリ捨てます。
次に2Lペットボトルの水を鍋にいれ、煮たたせます。水道水でももちろんいいんですが、容器を使うので、最初からミネラルウォーターが便利です。
お湯が沸いたら洗った紫蘇を枝ごといれます。
よく煮ます。
どのくらい煮るのかは意見のわかれるところですが、長期保存なら煮詰めましょう。すぐに飲むなら2分くらいでいいと思います。
いったん紫蘇の葉っぱをボールに取り出し、煮だした液に砂糖をいれます。薄めて飲むので、一キロいれてもいいんですが、減らせばドライな感じになります。
避けておいた紫蘇の葉っぱをよく絞ってエキスは逃さず戻します。
最後にクエン酸を入れると、ぱっときれいなワインレッドに変わります。
青じそが半分くらいあると、少し薄目でロゼカラーになります。
最後の大仕事が、これを容器にいれる前に、砂や小さな葉っぱを取り除きます。これをやらないと痛みが早いです。
私は毎年、コーヒーフィルターで濾してましたが、意外とすぐつまるのでドリップするかのような時間がかかっておりました。
今年はなんと、ザルとキッチンペーパであっという間で終わりました。なぜこれに気づかなかったのか。
は~今年も夏が終わるなー