安芸市の大山岬にちょっと立ち寄ってみました。
ここは、安芸市から東の方に向かうのに少し峠を越えなければなりません。
その昔、土佐の国学者の鹿持雅澄が、お城下から室戸方面に
向かう時に詠んだ歌があります。
~あきかぜの福井の里にいもおきて、安芸の大山越えがてぬかも ~
お城下に愛妻を残して、室戸方面に赴任するときに詠んだ歌です。
大山岬をこえるときに少し不安だったのでしょうか?
今日は、晴れていたので、遠くの景色もよく見ることができました。
鹿持雅澄さんもここで立ち止り、高知方面を振り返ってみたかもしれません。