【ジャニー喜多川氏の性暴力と「共犯」のメディア」②】カウアン・オカモト氏に聞いた、ジャニー喜多川氏を刑事告発しないのか? 尾形聡彦✖️望月衣塑子 ●TheNews 4/12 スピンオフ ●
→チャンネルのメンバー(有料会員)になって、Arc Timesの運営を応援し、特典動画にアクセスしてください: / @arctimes1 →寄付やカンパもお待ちしています(ご連絡は、arctimes2022@gmail.com) へ 👉Arc Timesの【ジャニー喜多川氏の性暴力と「共犯」のメディア】のシリーズの第2回目です。いま、週刊文春の長年の報道や、最近の英BBCのドキュメンタリー、さらに4月12日に元ジャニーズJr.だったカウアン・オカモト氏による日本外国特派員協会(FCCJ)での告発会見で、ジャニー喜多川氏(2019年に死去)が長年続けてきた性暴力が改めて明らかになっています。 カウアンさんは12日の会見で、2012年〜2016年まで、というごく最近まで性暴力が行なわれていた実態を生々しく証言。その行為は、極めて悪質かつ常態的に行なわれてきたものでした。 ところが、テレビはこの会見をほぼ黙殺し、新聞も最低限の報道にとどめています。テレビや新聞の多くの関係者は、ジャニーズのタレントを自社媒体で起用することで得られる視聴率や利益を優先し、子どもへの性暴力という重大な犯罪行為についての報道は見送っているのだ、と、Arc Timesの取材に認めています。 日本の大手メディアは、メディアとしての社会的責任を放棄し、黙殺を通じてジャニー喜多川氏の性暴力に実質的に加担する、という、世界の報道機関では考えられない恥ずべき行動を続けています。この状況について、あるテレビ局関係者は「ジャニーズ事務所とテレビは『共犯』関係だ」と私たちの取材に語りました。子どもに対する継続的で組織的な性暴力は、他の性暴力同様に、一掃されなければなりません。メディアが率先してその問題を報じるのは当然の責務であり、それが世界の常識です。ところが日本では、報道機関を標榜する一方で、自らの利益のために子どもへの性暴力を正面から報じず、黙殺するテレビや新聞の姿勢は基本的に変わらないままです。日本社会の闇といえる部分です。テレビの現場の最前線で悩むスタッフからはいま、「上層部は、報じなくても逃げ切れる、と思っている」という声も聞こえてきます。 Arc Timesでは、この【ジャニー喜多川氏の性暴力と、メディアの「共犯」関係】について、シリーズでお伝えしています。日本の強固な闇やタブーに切り込んでいきます。私たちの報道には、視聴者のみなさまのご支援が欠かせません。ご視聴いただくことに加え、メンバーシップ(有料会員)への参加や、寄付やカンパを通じ、ぜひ私たちをサポートしていただき、この新たな取り組みにご参加ください。 第2回目は、4月12日の会見で、カウアン・オカモト氏に対し、尾形が質問で聞いた「ジャニー喜多川氏はすでに死去しているが、まだ時効の範囲内でもある。ジャニー氏を刑事告発することを考えているか?」や「朝日新聞、読売新聞などの大手新聞、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレ朝、NHKというテレビ局がこの問題で長年沈黙し、問題を加速させてきたことをどう思うか?」に対して、カウアン氏がどう答えたかを議論しています。 この第2回目は、4月12日のカウアン氏の会見後に行った尾形と望月の緊急解説ライブからのスピンオフ(切り抜き)です。本編動画はこちら↓です。 https://youtube.com/live/MkPL0iBXi0M