10月20日21日、みはらし台学童は高学年サイクリングに行ってきました。
これは5年生6年生の子どもと親で行く一泊二日のサイクリング旅行なんです。今年目指すのは南知多町の内海。
その距離片道50キロ。なんと50キロですよ!
当日の天気は快晴で申し分なし。今年の学童イベントは悪天候により中止が相次いだのでまずはニンマリ。
胸をなでおろします。
徐々にみんな集まってきました。親もふくめて全員無事に学童を出発。第一歩をこぎだします。
しばらくは今日の調子をみながら天白川沿いを南下、東海市を目指します。最初はひんやりと感じた空気も徐々に
心地よくなってきます。
前後で声をかけあいながら慎重に自転車を進め、第一の休憩ポイントを目指します。
今回子ども達は2日間の昼食代お土産代を含めて4千円のお小遣いを貰っているので、各休憩ポイントでは
思い思いの飲み物やお菓子を買って疲れを癒していました。
途中から名鉄河和線に沿って東海市を抜け阿久比町のお昼休憩の場所に向かって自転車を走らせます。
昼食は大人も子どもも好きなものをしっかり食べて、午後からの走りにそなえパワーチャージ。
半田市街地を通る頃には自転車の走りにも自信が持て隊列もより整ってきて、信号待ちではドライバーの視線が
オレンジTシャツ軍団に刺さっていました。
そして色々なポイントで待っててくれるのがサポートカーチーム。カメラを構えてみんなを撮ってくれるので
本当に励みになります。
武豊町あたりにさしかかるとアップダウンのきついところが続きます。
車だとアクセルひと踏みで難なく行けるところも、自転車だとわっせわっせと汗を流して上り、下りはギューンと
勢いよく下りてきます。このわっせわっせギューンを数回繰り返すと一団は海に向かって右折、一路海沿いの道を
目指します。
途中の坂の上から海が見えるとみんなのテンションはアップ。疲れが少しやわらぎます。歩道のないところでは
バランスを崩して車道にでることなく慎重にハンドルを握ります。大人も緊張の一瞬。
海岸線に出て最初の休憩ポイントは海水浴場。セントレアを離着陸する飛行機を眺めることもできますよ。
この日は初めて見るカイトサーフィンなるスポーツにも遭遇。カッコイイ!
ここからは海沿いの道を進むのですが、吹き溜まりの砂に足をとられたり、思いのほかデコボコがあったりで
走りづらい所がいっぱい。なんとか踏ん張ろうと頑張りますがおりからの強風でヨロヨロとよろける始末。
しかし秋の陽光にきらめく海の景色は抜群で、野間の灯台に着くころにはみんなの顔に笑顔が戻ってきました。
あと少し。内海の宿はすぐそこです。
最後の歩道がない道路を細心の注意で進み、内海海水浴場を軽やかに駆け抜けるとゴールです。
宿に着いてからは日が暮れるまで念願の釣りを楽しみました。ハゼがいっぱい。宿のご馳走と共に夕食にだしてもらいました。
日常の自転車生活では考えられない距離を脱落者なくよく走りきりました。この経験はみんなの大きな自信に
つながったことでしょう。こんな経験ができるのもみはらし台学童の魅力の一つです。
大人も子どももお疲れ様!
ps 帰りも事故なく同じ道を帰ってきました。大人は若干の筋肉痛になやまされつつ。