徒然駄日記

日々の徒然と昔話などなど
色々書きとめておこうと思います。

珍しく日に2回の日記だけど

2011-07-06 | 読書(マンガ)とかアニメとか
書いておかないと、と思ったので。

漫画家の和田慎二先生が昨日お亡くなりになられたそうです。
享年61歳、虚血性心疾患という病気で、突然のことだったようです。

和田慎二先生は、その昔ドラマにもなった
「スケバン刑事」の原作者として知られていますが。

そのほかにも

新撰組の沖田総司を主人公にした「あさぎ色の伝説」とか
自然と心を通わせる女子高生が主役の「超少女明日香」とか、
神々と人間と魔が織りなす世界を舞台とした「ピグマリオ」とか
さまざまなジャンルの作品を数多く描いていらっしゃいました。


私が和田先生の作品に触れたのは、まだ小学生の頃。

親に連れられて遊びに行った親戚の家、そこで
ちょっと歳の離れた従兄弟のお兄さんの部屋にあった
たくさんの漫画の本の中から。

当時、マンガの本が大好きで、でも本屋さんなんて無くて(田舎ですから…)。
勉強に役立つ本は親に買ってもらえても、マンガの本は買ってもらえず。
さりとて決まったお小遣いは無く、使えるお金は正月にもらえるお年玉のみ。

その状況でしたので、本棚にずらり揃ったマンガ本に狂喜した記憶があります。
(お兄さんの名誉のために、本棚にはマンガだけしか無かったわけではないのですが
 当時の私には、マンガの本しか目に入らなかったという…笑)

そんななかで見つけたのが先生の作品。
読んでいるうちにどんどんその世界に引き込まれました。

そして、いつのまにか自分の少ないお年玉で揃えた本もかなりの数になり。
買った本は何度も何度も、セリフを暗記するほど読み込んでました。

あれからとってもとっても長い月日が経ってたけれど
本屋さんに行けばまた先生の作品の新刊が並んでいる。
そんな光景が当たり前になっていました。

まさかこんなに早く、次の作品を読むことができなくなるとは
まったく思っていませんでした。

今は、ただただ残念な気持ちでいっぱいです。
和田慎二先生のご冥福を、心よりお祈りいたします。

甲斐の国のわんこさん

2011-07-06 | 動物が好きなのです

昨日散歩してきた旭山記念公園の光景。
いつも同じ風景のようでいて、季節ごとに違う顔を見せています。

日々は相変わらずぱたぱた過ぎているのですが、
昨日散歩中にちょっと面白いことがあったので。

いつものように、夕方の日が傾きかけた時間に公園を散歩。

前から2匹の犬を連れた人が来たのですが、1匹はよく見かける黒の柴犬だけど
もう1匹の犬があまり…というか、ほぼ見たことのない茶と黒のまだらの毛並み。

「???。あれ、なんていう犬だ???」

姿は通常見かける柴や北海道犬のような日本犬の体型だけど、模様がとにかく不思議。
さりとて雑種という感じでもない、きれいなまだら具合の毛並みに
ついつい飼い主さんに声をかけて「これなんて犬種ですか?」と聞いてみると

「ああ、これね。甲斐犬っていうんだよ。」

おお!あの甲斐犬なんだ~!

「かいけん」と聞いて「甲斐犬」とすぐ漢字が浮かんできたのは
やはり動物が好きで種類をいろいろ知っているから…というわけではなく(爆
子どもの頃に読んだ「銀牙 流れ星銀」というマンガのおかげ。

ああ~そうだよそうだよ、銀の仲間になる犬で
まだら模様の3兄弟の甲斐犬がいたわ~www

…と、脳内盛り上がり。飼い主さんは初老のおじさんですも。
流れ星銀で~とか話されても分からないよねえ。



…というわけで、この子が甲斐犬。
「これね、おもしろい顔しているんだよ、ほら」と飼い主さんが言うように
通常見かける日本犬に比べ、目が小さいというか、つぶらな瞳ですな。

それに、きれいな縞模様の毛並み。
よく見ると舌にまで斑が入っているんだ!と、間近で見て驚く。


この写真を撮らせてもらおうと、目の前でしゃがんだら
喜んで飛びついてきて顔をなめたがりましたが、それは謹んで辞退(笑

「人なつっこくていい性格の犬なんだけど、急に飛びつく癖だけが
 どうにも直らなくて困っているんだよね~」と、苦笑しながら飼い主さん。


もう1匹連れられていた柴犬さん

甲斐犬くんとわちゃわちゃ戯れておる横で、我関せずっていう佇まい。
これもまた、凛々しくて良いお顔です。


写真はここまでだけど、この後飼い主さんにお礼を言って少し離れて歩いていたら
後から北海道犬と秋田犬を連れた方が歩いてきていたんですが、
このうちの北海道犬が、さきほどの2匹にいわゆる「ガンつけ」を始めた様子。

甲斐犬と柴犬も「そっちがやる気ならこっちもやるぞ」風に
身構えておるのが見て取れまして。

どの犬も、いわゆる猟犬として名を馳せている犬種ばかり
ちょっと遠方から「おお?」っと気になって見てしまったわけですが。

体の一番大きな秋田犬だけが威風堂々というか、悠然としているのが
なんか妙にカッコ良く「ああ、やっぱり銀だ!」とか思ったわけで。
(知らない人には分からない話ばっかだが)

まあ、このにらみ合いは、飼い主さんたちが自分の犬たちを諌めて終了しましたが
もともと気の強い犬種なだけに、スイッチが入ったら「行くぜ!」モードに
切り替わったりするのでしょうね。

…と、昨日見かけた話でした。
まあ、なんてことはないんだけど、自分的にはかなり面白く盛り上がりました(笑


余談ですが、この公園内はいつ訪れても人が多く
散歩している人や観光客っぽい人、海外の人なんかも見かけます。
とても広い公園だから、犬の散歩がてら歩いている人も本当に多数。

で、なかには「犬の手綱は外さないように」という札の横で
ゆうゆうと犬のリードを外して歩いている飼い主さんもいらっさいます。

でも、自分としてはそれ信用できないんです。
原因は、たまたま大通公園を歩いている時に見た光景。

何人かの犬連れの奥さんが井戸端会議中、
「うちの子は大人しいから、リード無くても大丈夫なんですよ~」と
まさにそう言っているおばさんの横で、その大人しいはずの犬がいっきなり
通りがかったおじさんの足にがっぷり噛みついたのです。

↑これ冗談か?というくらいのタイミングだった。
そのおばさん、怒るおじさんを置いて犬抱えて逃げちゃうし…。


特に注意喚起をする気は無いんですが。

ただ、昨日のような場面の場合、もしもリードを外していて
他の犬との諍いが起きたら、その時飼い主さんはどうするのかな、と。
ちょっとだけ考えてしまいました。

うーん、最後にマジメな話になっちゃった(苦笑