長年放置しっぱなしのブログですが、これは書き留めておこうと思います。今年の春、4月5日に実家の飼い猫「ちっこ」が永眠しました。
ちっこもげんこも人づてに貰ってきた猫なので正確な歳はわからないのだけど、どうやら5月頃の生まれらしいので、その計算で19歳でした。
もうちょっと頑張ったら20歳だったのになあ。
ちっこの調子が悪いと父からの電話で聞き、ちっこが永眠するまでは、ほんの2日足らずでした。
ちっこはもともとかなり大柄な猫でしたが、齢とともに好き嫌いが多くなり、じわじわと少食に。心配した父が色々なフードを買い揃えては与えていましたが、食べる量は徐々に減り、痩せつつありました。それもあってか、本当にあっという間に逝きました。
ちっこ不調の知らせは、GWにはもう少しの頃。
動揺してたんだろう私に、相方さんから「早めに実家帰ってもいいんだぞ」という言葉が。
でも仕事の段取りがあったので、それを片付けて〜とか、迷って…いる暇もなく、父の電話でちっこの死を知りました。もう本当にあっけない。
正直、もうちょっと頑張ってくれたら、もう一度だけ顔を見に行けたのになあ。でも、そのさっくりとした去り際も、ちっこらしいといえばそんな気もします。
このブログでもちょこちょこ書いていた通り、ちっこは自分中心でワガママ。でも、いざとなると気弱な兄弟のげんこをかばって野良猫と喧嘩したりもする、とても気のいいあっけらかんとした猫でした。
ちっこのトレードマークは、いつもご機嫌なしっぽ。いつもしっぽをくねくねくねくね。ちっこの姿は見えなくても、テーブルの端っこ、台所の隅っこで、必ずしっぽの先だけは見えて、くねくねとご機嫌そうでした。
ちっこが永眠したときには悲しくて寂しくてたまらなかったけど、やっと少し落ち着いて色々見られるようになったかな?と感じています。
写真は、なでなでしてほしくて膝に上がってくるちっこです。なんとなく笑っているようで、お気に入りの写真。
これを書くまでえらく時間がかかったけど、いわゆるペットロスではないと思います。ただ書く気分ではなかったという感じ。(ん?これがペットロスなのかしら?)
兄弟猫・げんこの方はおかげさまで元気に20歳となりました。じつはお盆にひどい便秘をこじらせて病院行きになったけど、便秘に効く薬を処方してもらい、フードを変えたおかげで今は快腸快便だそう(父談)です。
かつてちっこの定位置だった長椅子が、いまのげんこのお気に入りの場所になりつつあるそうで
なんとなく寂しいような、そうであったほうがいいような、不思議な感じです。