本日(10月13日)発送分から、野菜セットの宅配を再開いたしました。
昨年や一昨年よりも、1週間ほど早くスタートできました。
今年の残暑は長くてつらかったけれど、過去2年の猛暑のほうが、さらに畑にはダメージが大きかったように記憶しています。
それでも、やはり今年も暑さに耐えられなかった苗がありました。キャベツやブロッコリー、カリフラワーなどです。
9月に小さな苗を畑に定植するのに、ここ数年の残暑は厳しすぎる。
ならば定植時期を遅くしたらいいのではと思うのですが、寒くなる前に大きく育たない可能性があります。
本当に難しいな・・・と実感しています。
話は変わりまして、10/7(日)は、「アースデイマーケット千葉」に出店しました。
しげファーム端境期明け早々、といったところ。
こんな顔ぶれとなりました。
いちおしは、小糸大豆の枝豆。他に、みょうがや生姜、にんにくやキッチンハーブなど。
栗はほんの少し・・・。すぐ完売。保存してからジャムにして、11月のマーケットで販売予定です。
サラダセットも小さめですが、持っていくことができました。間引きの大根や蕪、人参。そして採れ始めたやわらかい小松菜やルッコラなど。
ところで最近このマーケットがらみで、大学生と話をする機会が立て続けに2回ほどありました。
ひとつめは、アースデイマーケット千葉をゼミの研究で取り上げている千葉大の学生さん達です。今回のマーケットにボランティアを兼ねて、数名参加していました。社会学を専攻しているとのこと。
野菜の販売を手伝ってもらったり、質問を受けたりしました。
ふたつめは、卒論で代々木のアースデイマーケットを取り上げている、早稲田大学の学生さん。都市計画を学んでいるとのこと。
東京からわざわざ畑にヒアリングにいらっしゃいました。
ヨーロッパなんかでは街の中心に広場があって、市場が並ぶけれど、東京はそういうのがないな、というのが研究テーマの発端だそう。
こんな学生さん達との出会いがあり、思ったことがふたつありました。
まず、マーケットがこんなふうに若い世代に注目されてきたんだなということ。
いろんな分野からのアプローチが可能なんじゃないかと思います。
そして、学生さん達の知的好奇心が純粋で、なんだか良いな・・・と感じました。
農業を始めてから、雑誌など取材的なものを何度か受けていますが、その中には質問をしてくる相手から、「落としどころをどこに持っていこう」と探っているような、なんとなく姑息な?印象を受けることもあったりします。
そうゆうのと違い、若い学生さん達から、なにやらすがすがしいものを感じたのでした。