河原の野良猫の子猫のイオリです。
このひたむきなキラキラした目に魅かれました。
無防備に、手足を投げだして、コロンと横になって、
こちらを見つめる瞳には、何の疑いもなく。
屈託のないちょっとキョトンとした表情には、子供らしいかわいらしさがあふれています。
素直で純粋な心を表しているようです。
なんて愛らしくて美しいのでしょう
これから近い未来、訪れるでしょう
野良猫たちの置かれた様々な試練。
親子の別れとか。厳しい自然とか。仲間との関係とか。空腹とか……。
そんなたくさんの運命を受け止めて生きぬいていかなくてはならない。
今のこの短い時間をせめて、こんな無垢な表情でいてくれる子猫のイオリを、なんて愛おしいんだろうと思ってしまいます。
この子たちの未来が、どうか幸せなものでありますように。
途中経過です。
このシマシマの微妙な色は、何度筆を重ねても、 これで良し❣にはならない。
だから、完成はありません。いつも描きかけの気分です。
どんな絵もそうですが。
「このあたりで…。」と、いつも途中で、筆をおくのです。
おわりがないのが、また、絵の楽しいところかも知れません。
成長過程と自分に言い聞かせながら。
道端に、彼岸花が揺れています。
そろそろ、お墓参りの時期。
線香花火のように広がって 華やかな色の花なのに、
茎がすっと伸びて葉もなく咲く姿は、どこか不思議な気がして。
以前は真っ赤な彼岸花が多かったような気がしますが、
この頃は、クリーム色がかった、白い花もたくさん見るようになりました。
昨日は、姉が、父母のお墓参りに行ってきてくれたみたいです。
夕方だったせいか、ほとんど人もいなかったそう。
コロナもあって、ちょっと寂しいお彼岸です。