modest photo album

- 日常の中で気に入った瞬間を写真に収めています -

磐梯吾妻スカイラインの紅葉

2019年11月06日 | 季節の花、自然
前回に引き続き紅葉の情報です。

暫く仕事で留守にしていたので遅くなってしまい、今は現地での紅葉は既に終わっていると思いますが、とても美しい紅葉だったのでご紹介します。
磐梯吾妻スカイラインは福島県の高湯温泉と土湯峠の間、最高標高1622mの高地を全長約29kmで繋ぐ観光道路です。
吾妻連峰を縫うように走るので火山の噴火口あり、断崖絶壁の岩山ありでまさに“空を走る道”といった素晴らしい道路で、紅葉の美しさは格別ですね。
今は無料開放されているのもうれしいところですが、火口からの有毒ガスが多い期間は閉鎖されることも多く、険しい山の上なので天候により通行が制限されることも頻繁にあって、条件が整わないとこのダイナミックな自然を体験できないのです。


今回は紅葉が目的だったので紅く染まった木がある場所だけの写真になりますが、荒々しい火山の岩と美しい紅葉とのコンビネーションが迫力あります。


当日は高湯温泉側から通過したのですが、幸いにも天候に恵まれて青空と紅葉の美しさを満喫出来ました。
高湯温泉から登って直ぐのところですが、この辺りは黄色の葉が少なくて紅い葉が多かったかな。


暫くして「ふどうざわはし」を通過します。
ここはスカイラインの中でも紅葉の名所らしく、橋を歩いて撮影している人が多かったですが、高所が苦手な私は考えただけでも目眩がするような場所でした。
この後冒頭の写真の場所を過ぎますが、その前にもかなり怖い絶壁の崖を走ります。


土湯峠が近づくと木の種類が変わるのか、黄色い色の葉が多くなります。
ブナの森なのかな、、、


紅葉といっても紅色、朱色、黄色と様々ですが、この周辺はその全ての色がバランス良く混在しており、さらに緑の葉が加わって絵の具を散らしたような美しさです。
中腹から山の頂上や標高の高い場所を見ると、既に紅葉が終わっている様に見えますね。


実は、私は秋の紅葉の時期は「真っ赤に染まった葉を見るには北海道へ」なんて思っていたりして、この時期の私は北海道に行くことが多かったのですが、この道から眺める紅葉は予想以上に赤く染まった葉が多くて本当に楽しめました。
11月に入り、そろそろ平地でもイチョウの葉が黄色くなり始めていますので、紅葉大好きな私にとっていよいよ楽しみな季節になって来ました。



【撮影機材】
EOS-6DMk2、EF24-70mm F2.8L USM
EOS-M5 EF70-200mm F4L IS USM アダプター使用



私のブログをここまでご覧いただきありがとうございました。