ある日、15歳から17歳までの少女達が世界中で突如次々と死に始めた。そして少女らは生きる屍として甦り、そんな少女のことを世間では『ステーシー』と呼ぶ。ステーシーになった者は切り刻んで処分するしか方法は無いのであった――これは鮮血に濡れた愛の物語。
ミュージシャン大槻ケンヂ原作の同名小説を「EKOEKO AZARAK/エコエコアザラク」の加藤夏希主演で描く新感覚ゾンビ・ホラー。21世紀初頭。突如、15~17歳の少女たちは謎の変死を遂げ、次々とゾンビ化していった。彼女たちは“ステーシー”と呼ばれ、165以上に切り刻んで初めて“再殺”される。その再殺権は親族か恋人に限られ、愛する者を手にかけられない人々は国際機関である“ロメロ再殺部隊”に依頼するしかかかった。そんな中、美少女・詠子にもステーシー化の症状が表れ始めていた……。