明光が しおりちゃんに
明光に調子をきけば
『 あのぅ 電動自転車買うんで時給あげ
て ください。』
いきなりの‥ まだ 入社して2ヶ月で
人事担当者も、仕方なく使っているのに
明光は 空気が読めない
『 僕のおじさんは ダイヤモンドの鉱山
持ってる お金持ちです!』
明光得意の イミフの‥
『 明光くん まだ来て2ヶ月でしょ?
仕事覚えてから だよ!』
『 だって 僕は ‥ 自転車で来てて それだ
けで疲れてしまう』
『 だって それは明光くん自身の問題
会社は関係ないけど!』
『 僕は‥僕は、ダイヤモンドのおじさん
が いるんだ』
『 今 ダイヤモンドは関係ないし』
『 時給1400円にしてよ!』
「 明光くん だったらおじさんの所で
働けばイイよ!』
『 おじさんは僕が 嫌いだから‥』
誰だって こんな優柔不断なおじさん嫌い
人事の栞ちゃんだから 優しく接してるのに
明光は 理解していない。
明光は極端に仕事の覚えが遅くて、りほは
『 清と明光って いったい何なの? 杏奈
に もっとしっかりしてもらわない 』
りほは 品管事務所に 偉そうに新聞見てる
部長に
『 あっ 雅くん 杏奈さんいる?』
『 りほポン おはよう 杏奈は今 現場周り
してるけど!』
『 清と明光 の 子守 しっかりしてよね!』
『 ごめん 杏奈には キツく言っとく』
『 サンキュ 雅くん また 飲もう!』
『 うん ありがとう』
ホント 使えない 清と明光
明光には 複数の仕事は無理なので
単純作業しか 出来ない。
積むなら 積むだけ
運ぶなら 運ぶだけ
+アルファが 出来ない
茶運び人形の方が
明光に調子をきけば
『 大丈夫 わかってるから 』
はぁ〜 偉そうな 明光が日増しに
嫌いに なってく !
何も 分かってないくせに‥
ジャイアンの気持ちが つくづく
思った。
「 明光のくせに !』