みっきーのひとりごと

アラフォー兼業主婦のみっきーです。日々の生活のブログです('ω')ノ

「ゆうべはおたのしみでしたね・ドラマ」原作ファンのネタバレ感想

2019-02-18 15:52:21 | 映画・ドラマ

私が大好きなマンガ、『ゆうべはおたのしみでしたね』がドラマ化されました
ドラクエ好きなら、タイトル聞くだけで反応してしまいますよね

 

ゆうべはおたのしみでしたねは、ネットゲームのドラクエXをプレイしている男女が
どちらも自分と逆の性別のキャラでゲームしていた為に、
お互い同性だと思い込みルームシェアをすることになるお話です。

 

私は原作ファンだし、ドラクエXもプレイ済み。
とても楽しみに観てましたよ。
30分で6話完結と短かかったんですが、先日最終回を迎えました。

 

原作に沿ったエピソードとドラマオリジナルの展開が半々くらいで
前半は楽しかったんですが、最終回を観た感想は、すごーく微妙~でした

 

お話がとても短いので、その短い中でたくみとみやこをくっつけるのは
端折る部分が多くて大変だとは思うんですよ。
原作だと2人が付き合うのは4巻くらいですもんね。
でもその2人がお互いを意識しだして距離が縮まっていく感じは
もうちょっと原作エピソードを使ってほしかったなーと思います。

 

たくみがみやこの思い出の遊園地を探して、手作りパンケーキを作ったり
みやこの元カレ登場で、たくみがドラクエをレクチャーしたりとか。

 

たくみは自分みたいなオタクが、みやこのようなおしゃれギャルを好きに
なるなんておこがましい…と思ってるし、みやこは自分も自分の周りも
ウェイ系のノリだし、たくみの気持ちを受け入れるとたくみに無理を
させてしまうかもと思っている。という隠れた感情があるのですが、
なのに、みやこが急にたくみを好きになったような感じが違和感ありました。

 

実際のドラクエXのキャラの動くパウダーとゴローが見れたのは
良かったし、たくみとみやこのエンカウント的な魔法の効果音とか
ドラクエならでは演出は良かったです。

 

キャストは本田翼ちゃん良かったですねー。
ギャルメイクもすっぴん姿も可愛かったし。ギャルメイクの時もうちょい
ギラギラ感は出してほしかったですが。
ハッキリ言うサバサバした性格の中に優しい女性らしさもあって
みやこらしかったです。

 

たくみ役の岡山天音さんは、私はドラマで見るのは初めてでした。
普段の演技は知らないですが、オタク男のたくみのキモさが非常に
上手かったです。特に後半は原作のたくみよりキモさがアピール
されていました。
…というか、原作ではみやこがたくみにキモイって連呼するのは
たくみの「パウダー可愛いがり愛」が凄すぎて引いてしまうんですが、
それが全然ドラマではなかったですね。

 

声優の宮野真守さんの役者ぶりもコミカルで良かったです。

 

最後はみんながハッピーエンド!
という終わり方でしたが、あんまりドラクエはストーリーに
絡んでこなかったし急ぎ足で終わってしまった感じでした。

 

どうしてもFFドラマの「光のお父さん」と比べてしまうんですが…
あれも短かったけどFF世界と現実世界が上手くリンクしてて良い話
だったし、役者さんも豪華ですしね。

 

『ゆうべはおたのしみでしたね』は、私が原作の大ファンだから
不満に思ってしまうのかもしれません。
やはりマンガの映像化は難しいですねー。