観月の夕べと雷雨

ダレの魔法かしらんけど
予報がはずれて
おばちゃん　おっちゃんは観月祭で亀岡へ行かはったんえ

暗闇の中を灯籠が照らします～
うち　このなかにいたら
まぎれて絶対みえへんし…


灯りはろうそくの火だけで
幻想的かも～



大きな神殿に入って
みんなで　お茶をいただきましたんやて


まるいお餅はススキの焼き印がしてあって
中は白あん　もっちり
お抹茶とよう合うて　ほっこりしはったん


神殿の中には立派な能舞台があって…
連れて行ってくれはったひとが
よう知ってはるひとやし
色々教えてもろうたん


大きな松の絵は幹が回転しながら上に伸びてる形で
これは宇宙を表してるんやて


後ろのお囃子は　向かって左から
しめ太鼓　は　時を
おおかわ　は　火を
小つつみ　は　水を
のうかん　は　気を
表してますんやて～なんやしらん
意味がいろいろあるみたい

帰りぎわ　
もうお月さんはあきらめてたのに
ふっと　顔をだしはったんやて


雨は　もちこして　今朝ふってますんえ

ゴロゴロゴロ～！
わ！かみなりや！

おばちゃん！たいへんえ！

あ～びっくりした～
うち　お水飲んどいたし…



がお～　押しはったらええかも～

いつもおおきにえ！

ぺこり