鳥と犬と猫と、ときどき雀

ー鳥2羽と保護犬2匹と捨て猫2匹との生活を綴ったブログですー

保護犬チワワのソイはお姉ちゃんの僕

2023-10-15 | 犬のこと

保護権チワワのソイは、とにかく娘のことが大好きです。いつでも側に張り付いています。お風呂に入っているわずかな時間でも戻って来た時の喜びようは半端ありません。

「そんなに喜ぶぅ!?」とこちらが引くほどです。

 

ですから娘が友人の家に泊まりにいくときには大変です。

そんな時は私と一緒に寝るのですが、少しの物音でガバッと起き上がり″帰って来た!?″と様子を伺います。なかなか寝付けずに娘の部屋の前で臭いをかいだり(居るか確認しているみたいです)、リビングにあるお気に入りクマのプーのハウスで一夜をすごしたりします。

「今日はお姉ちゃんは帰って来ないから、お母さんと寝るんだよ」と話をしてあるので、分かっているはずなのですが…。

 

また夏場の散歩は早朝に行くので娘が寝ている時間に部屋に入るのですが、物凄い声で吠えまくります。娘がリビングのソファーで寝ている時も然りで、今にも襲ってくるのではないかと思うほどです。自分よりも何倍もある人間に対して…。

それも寝ている娘を守るための行為なのだと思います。

なんともソイの忠誠心と犠牲精神には驚かされますが、そんなソイを見ていると娘の道具となって働いているのだな…。犬として人の役に立って生きている姿に「私も頑張らなくては!!」という思いにさせられます。

 

では、私たちが人の役に立つためにはどうしたらいいのでしょうか。

真っ先に思いつくのが寄付やボランティア活動ですが、寄付やボランティアは一時的に地上の限定された場所で一部の人たちのために物的に役に立つことです。

以前、ある慈善団体の会員で飢餓や貧困、病気や修学のためにマンスリーサポートをしていましが、果たしてこれは困っている当事者にちゃんと届いているのだろうか?…一時の食事がもらえて、その場がしのげても本当の助けになっているのだろうか?…という疑問が心の中に悶々とありました。

 

もちろん寄付やボランティア活動をしようと思うその心は「困っている人を助けたい」という志の高い行為であることは間違いありません。

が、本当の救済とは国や民族、地域や人種、宗教や思想の枠をこえて誰もが平等で公平な立場に在ることを知り、多く持っている者が無い者に分けてあげられる世界になることです。

自分を犠牲にしてでも他者を助けようとすることだと思います。

家族のために自分を顧みず犠牲を犠牲とも思わずに働きかけるように、地球に住んでいる全ての人にそう思えることが必須なのです。

その崇高な愛がその人の魂に刻まれ永遠に消えることのない資質になっていくからですが、一人ひとりの生き方がそう変わることによって地球も愛ある星に変わっていけるのだと思います。

 

とはいえ息子が病気になった時どんなことも厭わず力になりたいと思いましたが、同じように全ての人にそう思えているかとなれば恥ずかしながら違います。

残念ながら肉的な思いが優先していることを自覚しています。

 

しかし、自分のことのように人類を優先できる自分でありたいという気持ちはあります。そして、そのために必要なのが完璧で狂うことのない″神の摂理″の深い理解なのだと私は思います。(*1)

「私たちは宇宙の摂理の働きについて、より多くの事を学び、それが一つの手落ちもなく、私たちの幸福にとって不可欠のものをいかに見事に用意してくれているか、無限なる叡智によって考案され、無限なる愛によって管理されている摂理が私たち全てを包摂し、私たちのあらゆる必要性に備え誰一人としてその支配からはみ出る事がない事を理解しております」  シルバーバーチの霊訓9

 

この全大宇宙を創造し起こりうるあらゆる出来事に対応できるように規制し支配し管理している ″神の摂理″ が地上人類の常識になる以外、地上に平和はもたらされないのです。

なぜなら神は一つの手落ちもなく全人類の幸福にとって不可欠のものを用意してくれているのですし、あらゆる必要性に備えてくださっているからです。神は親として誰一人として見落とすことなく、全人類を摂理によって公平に愛してくれているのです。(*2)

神の摂理が地上人類の常識になるとは、誰もが人類愛をもって自分を愛する如く隣人を愛して生きることを意味しているのだと思います。

 

が、未熟な私にとって人類愛を持つことは途轍もなく難しく大変なことです。

物質界に住み肉体を持つ人間が神の愛を顕現しようとするのですから…今生に達成できるかも分かりません。

物的意識に引きずられてしまい霊肉の闘いが続いていくと思いますが、それでも何度でも立ち上がって挑戦していきたいと思います。

神の摂理が人類の常識になる以外に地球という星に平和は訪れないのですから…神から授かった神性を引き出して神の摂理に適えるように努力を重ねていきたいと思います。

 

シルバーバーチの言葉です。(*1)

「すなわち自分を忘れて奉仕の生活に徹し、転んだ人を起こしてあげ、不正を駆逐し、自らの生活ぶりによって神性を受けつぐ者としてふさわしい人物であることを証明すべく努力する、という事です」   シルバーバーチの霊訓9       

※この箇所は、「大霊の愛とおのれを愛するごとく隣人を愛するという言葉の解釈」について問われたときのシルバーバーチの答えです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
(*1)「シルバーバーチの霊訓」は、スピリチュアリズム・ブックスから購入できます。
 
(*2)  「関東シルバーバーチの会」という、「シルバーバーチの霊訓」を学ぶ読書会のメンバーが「あいのしんこと舎」を設立し、自費出版にてスピリチュアリズムの知識を分かりやすく絵本にしました。

絵本は全部で「コトとシンのうちゅういちたのしいおはなし」     「コトとシンの10のどうして?」     「コトとシンのうちゅういちたいせつなおはなし」    「コトとシンのうちゅういちすてきなおはなし」

「コトとシンのうちゅういちふじぎなおはなし の五部作です

全ての絵本に、私たちが地上人生を生き抜く上で必要な知識が描かれています。″自分とは何か″ ”何のために地上に生きているのか” ″死後はどうなるのか″ ″神はいるのか″といった人生の素朴な疑問の答えが分かります。

そしてどのように生きたらいいのか…迷ったときの指南書にもなっています。子どもたちだけでなく、青年期や中年期、老年期と、どの年代にも役に立つ内容になっています。多くの方に読んでいただきたい絵本です。


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