とっとこ写真集

主に都内のあちこちを、スマホで撮った写真集です。

原チャリ族の最後

2019-06-02 12:15:10 | 日記
50ccのバイクは やがて無くなるらしい。
メーカーとユーザーを圧迫する排ガス規制 EURO5の影響です。
昭和49年に砂町のバイク屋で原チャリを買って以来45年に渡り、原チャリを乗り回してきたが、
いよいよ終わりです。




このホンダDio50は8年前に買ったのですが、その前は2サイクルのヤマハ・アプリオ50に乗っていました。

行徳のバイク屋のおやじが、この「新車は50キロでスピードが制限されるCDIが付いているが、5千円出せばリミッターなしのCDIに
チェンジできると聞かされて、当然替えたら、57キロまで走ることができました。





しかしホンダを買ったときは、その福音の言葉がなかったので、変だなと思ったら、このホンダDio50は「4サイクルなので、
そもそも51キロしか出ない」と解って、CDIを変えても無駄と解りました。




スピードを出したければ、ヤマハのシグナスX125ccを買えばいいだけですが、33万円です。もっと安いのは、23万円で黒一色

があります。これはどうってことないのですが、肝心な限定Ⅱ種という125ccの免許がありません。

それには、教習所に行って「10万円と8時間の細切れの講習を受けなければなりません」

この講習がつらいのです。もうすぐ50ccはなくなるのと、国際化で普通免許を持っている人には、50→125ccの免許が与えられるという噂が

数年前からありましたが、結局、例によって小役人たちが「自分の代で緩和措置を行うのは、出世に響く」とのことで、

今後100年は変えるつもりはない、ということで、その代わり「これまで、1日の講習は3時間を受講限度としていたが、4時間を連続して受講しても良い」

と大改正が行われました。これにより、8/4=2となり、2日でこの講習は完了となりますが、今まで3日間講習を受けなければ、免許が取れなかったものが、

2日でとれると天地驚愕の大改正が行われました。ただし、実際の教習所で2日合格の体制をとっている教習所はほとんどありません。




そこで50ccのスピードをアップすべく「横綱社のハイスピードプーリー」をアマゾンで4000円で買い、中のウェイトローラーを

700円で、4セット買い、グランドマンのケブラー入りベルト、イリジュウムプラグ他を買いました。




この結果、これまでへたって45キロしか出なかった原チャリは55キロ出るようになりました。

これにより、荒川にかかる大橋をダンプやバスに伍して走れるようになり、安全性が飛躍的に高まりました。





スピードアップに伴いブレーキもキタコのブレーキシューに変えました。安全のためです。

結局、全部アマゾンで仕入れて、計1万円で改造は終わりました。






ヤマハの黒一色の125cc、これを買いたいのですが、教習所に行くのはかったるいので、

結局、原チャリの改造でしのいでいくことになりました。

「直したバイクで旅に出る」と歌ったら、ひよこの奥さんから「いつから尾崎豊になったの」と叱られました。




下はベルト交換時に必要な「プーリーホルダー」ですが、2000-3000円とお高いので、自作しました。

先頭の写真の「鉄筋ベンダー」に穴をあけて一本のボルトナットで、プーリーは見事に固定されました。















マフラーもパイプユニッシュに1日漬けた後、「マフラーの黒焼き」にしました。

これは、定番のコースです。












行徳バイパスでのネズミ捕り













数十台の車が、三匹のサメどもに食われてカタワにされて、泣きながら帰りました。

この道は「バイパス」という名がついているとおり、半高速道路なのですが、58キロ程度で捕まっていては、

やっていられません。


「弔鐘はるかなり」犠牲になった方々のご冥福を祈ります。