子供のはなし

ここ横浜市は幼稚園の運動会は秋と決まっているらしいです。
ちなみに、小学校は春に運動会をやるそうです。

で、幼稚園児たちは運動会の話を私にしてくれました。
聞いたわけではないけれど、嬉しそうに話す姿は、可愛いです。

どうしてこうも素直に可愛く話してくれるのでしょう。
いつまでも、親たちにもそうやって素直に嬉しそうに話してほしいなぁ～
と思う、近所のおばちゃんです。

そんな中。
ある女の子が自分から「わたしは運動会で走らなかった」と報告して
くれました。
私は内心「風邪でもひいて見学していたのかな」と思っていました。

そこで「運動会は来年も再来年もあるし～、小学校にいってもあるよ」と
言いました。
すると「小学校にはいきたくないし、・・・いやだもん」と言われました。

正直、どういう言葉をかけていいのか見つかりません。

男尊女卑な私は、男の子がそんな言葉を言ったら、ガツンと何か
いえるのですが、女の子の場合は弱いのです。
自分の子がそんな言葉をいったら、「小学校にいきたくなかったら
いかなくていいよ」と言い切ったと思います。

私の父親は「学校の先生なんて偉くない」が口癖の人でした。
そんな親に育てられた私は「学校の先生なんてわが子を何かあったら
守りきれないんだから、自分が守ってやらなきゃいけないんだから
学校なんていなくてもよい」と思っているところがあります。

でも、人様のお子さんが言った言葉に、責任を取れる立場にない
私が「学校になんて行かなくてもいいよ」とはいえませんでした。
これも、宮部さんの本の影響かもしれません。