読書感想文のような書き出しですが、お許しください。
宮部みゆきと浅田次郎が好きで、いま、気が付いたのですが、2人とも、東京出身だったと思います。
2人の描く東京や江戸は、わたしには、とても、なじみがあるような気がします。
東京といっても、2人とも山の手の話ではなく、どちらかというと、東京の下町が
舞台であることが多いです。
宮部さんが、深川を中心とした江戸の話を描き、そして、江戸っ子のいなせな姿や
人情物をかいたら、ピカイチのように、浅田さんのほうは、江戸が東京になって、服装が
変わったけれど、まだ、どこかに、江戸っ子気質が残っている、そんな時代をいつも、
見せてくれる。
今回読んだ、この本も、まさにそれ。
大正の時代か、昭和初期の話でありながら、いまでも、通用する人情物だと思う。
泥棒の話といっても、いなせな泥棒が、弱気を助け、強気をくじく・・・
そんな時代のお話でした。
話自体も、一話完結のようなつくりで、読みやすく、勧善懲悪もので、読んだあと、
すっきりできる。
でも、ひとつだけすっきりしない話があるけれど・・・
いまの時代に通じるからこそ、時代が違えでも、話がわかる。
人は、同じことを繰り返す生き物なのかもしれないと、思った。
宮部みゆきと浅田次郎が好きで、いま、気が付いたのですが、2人とも、東京出身だったと思います。
2人の描く東京や江戸は、わたしには、とても、なじみがあるような気がします。
東京といっても、2人とも山の手の話ではなく、どちらかというと、東京の下町が
舞台であることが多いです。
宮部さんが、深川を中心とした江戸の話を描き、そして、江戸っ子のいなせな姿や
人情物をかいたら、ピカイチのように、浅田さんのほうは、江戸が東京になって、服装が
変わったけれど、まだ、どこかに、江戸っ子気質が残っている、そんな時代をいつも、
見せてくれる。
今回読んだ、この本も、まさにそれ。
大正の時代か、昭和初期の話でありながら、いまでも、通用する人情物だと思う。
泥棒の話といっても、いなせな泥棒が、弱気を助け、強気をくじく・・・
そんな時代のお話でした。
話自体も、一話完結のようなつくりで、読みやすく、勧善懲悪もので、読んだあと、
すっきりできる。
でも、ひとつだけすっきりしない話があるけれど・・・
いまの時代に通じるからこそ、時代が違えでも、話がわかる。
人は、同じことを繰り返す生き物なのかもしれないと、思った。