美しき言尽くしてよ

日光旅行記 その13 中禅寺

二荒山神社中宮祠を後にし、次は近くの中禅寺へ向かいました。
私は輪王寺は行きたいリストに入れていたけれども、中禅寺はノーマークでした。でも、中禅寺湖の名前の由来になった中禅寺はやはりお参りしておいて良かったお寺でした。




車で5分くらいでしょうか。 
このお寺は輪王寺の別院であり、坂東三十三観音霊場第十八番札所としても多くの巡礼者があります。

もともと二荒山神社中宮祠と同じ敷地にあった中禅寺ですが、明治35年の男体山の山津波で、ご本尊である立木観音と呼ばれる十一面觀世音菩薩もろとも中禅寺湖へ流されてしまったのです。
しかし、この観音様は奇跡的に無傷で引き揚げられます。

立木観音は日光山を開いた勝道上人が中禅寺湖上に千手観音をご覧になり、その姿を桂の大木に根を残したまま、彫られたと伝えられています。その観音様は現在も根を張っていると、お寺の方が話されました。

中禅寺湖に流されて、引き揚げられて、今の場所に中禅寺を建て、そこに祀られているのだと解釈したのですが、根はどういうことなんでしょうね。また埋めてってことなのかしら。もう一度、訪ねていけたら、聞いてみたいと思いました。

山門を入ると、左手に延命水が流れていました。昔は柄杓があり、飲料できたそうですが、今は柄杓を取り払っているそうです。なので、手ですくって、一口頂きました。




冷たくて美味しかったです。

身代わりのこぶのある大木など、見どころはたくさんあります。
これは写真は撮っていないので、ネットより拝借。



 
境内は本当に清々しいです。








右手には雪の残る白根山(かな?)が綺麗に見えました。



一本の木に二種類のお花が咲いていました。
不思議〜
というか、鳥が種を含んだ糞を落として、そこから発芽したのかなと思いますが、それにしても、やっぱりパワースポットなんでしょうかね。








すると、寺務所からご住職?が、「ご朱印帳持ってるか? 書いてやるからもってこい!」と大声で仰います。
車に置きっぱなしだったので、戻って取りにいき、書いてもらいましたが、半ば強引w
無料で書いてやるよみたいな感じですが、もちろん一枚500円は納めます。




それからも、ご本尊が拝めるから中へどうぞと本堂へ引き込まれw 
その中でご本尊の説明を受けながら(説明はありがたい)、お守りとかのセールスを受け、なんかとても??でした。
押し売りみたいにしないほうが、皆さん、欲しくなるんじゃない?と思ったくらいです。

2階に上がると五大堂があり、不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王が安置された道場があります。天井には竪山南風画伯の描いた大雲龍があり、こちらも本当に見どころ満載ですが、ここでもセールスが笑
でも、娘が集めている打出の小槌が授与されるので、一年間御祈祷していただけるとのことで、お願いしました。

このセールス、コロナの影響で、参拝者が少ないからなのかしらと思いましたが、どうも以前からこのスタイルみたいですね笑

五大明王の道場を出て外を見ると、そこには素晴らしい景色が!
中は写真はだめですが、外はいいですとのことで、撮りまくりました。









絶景かな絶景かな。
紅葉の季節はまた美しいでしょうね〜

色々ありましたが笑、お参りすべきお寺さんだと思いました。

次は有名な華厳の滝へ行きます。
有名過ぎて、あまり期待しないでおこう〜と思いましたが、やっぱり凄かった!

続きます。






コメント一覧

minamarisatoko13
ulalaさん
男体山から流れ込むパワーは物凄いものがありそうです。
<圧高めで強引な和尚さんも、彼の地の溢れるパワーのなせるわざ

このコメントがすごく腑に落ちました。
多分、昔からすごいパワーがある有難いものなので、なぜ持って帰らないことがあるか?ということなのかもしれない……
と思いました。やっぱりいろいろな方のコメントを頂いて、気づきがあるのかもしれません。
ありがとうございます♪
ulala うーちゃん
男体山も木々も、光も雲もパワー感じます。
圧高めで強引な和尚さんも、彼の地の溢れるパワーのなせるわざ、でしょうか。
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