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南英世の 「くろねこ日記」

断捨離

(引っ越しをする際に捨てた本の一部)


断捨離の目的は物を捨てることではなく、ため込んだ大量のものと向き合って、今の自分との関係性を問い直し、執着心と折り合いをつけることだといわれる。

石川県から31歳で大阪に出てきて、寝屋川、天王寺区、旭区、堺市、北区天満(仮住まい)、北区福島と6回引っ越した。そのたびに、大量のものを処分してきた。18年住んだ堺市の戸建てから天満の賃貸マンションに引っ越すときは、収容スペースの関係で本を3000冊ほど捨てた。それでも、困ったことは何もなかった。

ものなんて、所詮そんなものかもしれない。1年たって1回も使わなかったものは、これからも使う可能性はほとんどない。狭いマンション暮らしでは、空間も貴重だ。

ただ一つ、もの持ちがいいと思うのは衣類だ。30年前に撮った写真を見て笑った。写っているトレーナーが、今もバリバリの現役なのだ。そのほかにも、10年以上使っているものがワンサカある。何年使っていても使えるものはとことん使う。小さかったころ、家が貧乏だった名残かもしれない。
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