おじさんのAcoDiary♪

Acoustic Guitarにまつわる出来事を日記に綴ります♪

アコギ作成日記 #19

2012-07-23 17:59:55 | 日記
一週間のご無沙汰でした! 待ち遠しかったです(^^♪

先週は天候の変化についていけず、体調もアップダウンしましたが、今日までに元にもどしましたよ(笑

ということで、今日も良いお天気に恵まれ、工房で楽しく作業してきましたよ♪

本日の作業は、

・先週に続きサイド板のトップ側のサンディング
・サイド板のバック側のサンディング
・バック板とサイド板とのマッチング
・トップ板とサイド板とのマッチング
・トップ板のブレーシングをもう少し削り

てな感じでした。


まずは、先週に続きサイド板のトップ側のサンディングをしました。
削り具合を確認するために、サンディングする面に黄色のクレヨンで色を付けてけあります。



師匠と二人でシャカシャカし続けましたよ♪


だいぶイイ感じに削れてきましたね。


ほぼサンディングが終わりました。


師匠が最後にサンディング板(?)で微調整してます。



次は、同様にバック側(カーブがきつい方)もサンディングします。

サイド板をモールドにしっかりセットします。


そして、黄色いクレヨンで確認用のマーキング。


バック用に湾曲した台にサンドペーパーを貼り、そのに乗せて二人でシャカシャカしました。


だいぶイイ感じですが、まだネックブロックに黄色が残ってますね。


かなりイイ感じになりました。



サンディングが完了したバック側です。



さて、いよいよバックとサイドのマッチング確認です。



センターストリップのネックブロック側とエンドブロック側をそれぞれ、ピッタリのところで切り落とします。

切る位置にマーキングしました。(これはネック側)


そして、カッターとノミで切り落とします。


キレイに切れました。当然ですね、師匠がやってくれたんで!



そして、サイド板にバック板のブレーシングが乗る位置を慎重にマーキングしてます。


すべてマーキングできました。



バックブレーシングの端の余分な部分(えんびつの線の外側)をノミで切り落とします。


キレイに切り落とせました。これも師匠にやっていただきました。私は一、二本やったかな!?



続いて、サイド板のバックブレーシングが乗る部分を切り落とします。

えんぴつでマーキングした線にカッターで切り込みを入れてます。


後は、ルーターでガーっと削り落とします。



私もやらせていただきましたが、持ち方や力の入れ具合が難しかったです(汗


師匠が次々と削っていきます。流石です!


そして、ピッタリはまりました! お見事!!



お~、ギターみたいだ!(笑




同様にトップ板とのマッチングとブレーシングが乗る部分の削りをやります。

えんぴつでマーキングします。斜めに入るのが難しいですね!


すべてのブレーシングの位置をマーキングしました。



ルーターでガーッと削りました。師匠が!


すべての溝切りが終わりました。



削ってる途中で、ポロッととれてしまったライニングの極小破片を接着剤でくっ付けてます!
流石師匠、妥協を許しません!



そして、トップとのマッチングもバッチリ! 



最後に、ちょっと気になってるけっこう骨太なトップのブレーシングをもう少し削ってもらいました。


Xブレーシングのスキャロップの谷は、8mmmから6mmへ。


2本のトーンバーのスキャロップの谷は、7mmから5mmへ落としてもらいました。


これで、トップ全体の質量が減ったので鳴りが良くなる(ハズ)でしょう♪


ってことで、トップブレーシングのサンディングは宿題になりました。


次回(明後日)は、いよいよトップとサイドを貼り合わせますよ!

めちゃ楽しみです♪










アコギ作成日記 #18

2012-07-16 19:13:30 | 日記

今日は天気が良かったので、いろいろ不具合の出だしたMyギター(Martin 000-28)を持って工房へいき、師匠に健康診断をお願いしました。

自分のギターは自分で治せるようになりたいですね~♪



さて、今日の作業ですが、

・サウンドホール補強バー貼りつけ
・エンドストライプ溝切りと貼りつけ
・サイド板(トップ側)サンディング
・サイド割れ止め貼りつけ

などをやりましたよ。


まずは、サウンドホールに補強バーを貼りました。

下を貼って。


3本(右、左、下)分をとめるクランプがすべて入るかを確認してるところです。


すべて貼りつけてクランプでとめました。乾くまでしばらく待ちます。



次に、先日ライニングを貼りつけたサイド板の登場です!


まず、大量の洗濯バサミをはずしました。



これから、エンドストライプを貼りますよ♪

000-28と同じ白黒の縁取りをします。


最初に、エンドの部分にラインを引きます。


そして、エンドストライプの形に溝を切ります。
使用するのは、コレ↓です。


こんな風にセットして溝を切っていきます。
このマシン、師匠自作の切りくず吸い込みホースが掃除機に繋がるようになっています。


師匠が使い方の見本を見せてくれてます。


私も(生まれて初めて)やらせていただきましたよ。かなり緊張しました(汗

そして、無事に溝が切れました。


師匠がノミで成型してくれています。真っ直ぐに切るって難しいんですね~!


無事にエンドストライプが入りました。


余分な部分をカットしましたよ。なんかイイ感じですね~♪



さて、お次は…

サイド板のトップ側をトップの湾曲型の上でサンディングします。

サイド板をモールドに入れて固定します。


このとき、少し削る部分(トップ側)を下に出して固定します。


そして、トップの湾曲がついた型板にサンドペーパーを貼ります。


このように、型板にサイド板を乗せてシャカシャカします。


どのくらい削れたかを確認するために、クレヨンで色を塗っておきます。


手で押さえながら、シャカシャカとサンディングします。



時間の関係で、サンディングの続きは次回にすることにして、最後にサイド板の割れ止めを貼りました。

モールドからサイド板を取りだして、割れ止めの棒を長さを合わせて切ります。


そしてボンドで貼ります。片側5本、合計10本貼ることにしました。


貼った割れ止めは、当て板(サイドおさえ)をしてクランプで挟みます。


5本目を貼ってるところです。



反対側も貼っていきます。


無事に最後の一本を貼り終えました。

この作業は、すべて師匠がやってくれました(感謝


これで、次回は思う存分シャカシャカできます(笑

サイドができて、トップを貼るのが楽しみですね~♪


続きはまた来週のお楽しみ♪


今回は、宿題は無いので、ノミやカンナの使い方練習しておこ~っと!


アコギ作成日記 #17

2012-07-15 07:06:49 | 日記

昨日の土曜日は宿題をやりましたよ♪

今回も何よりも増して真剣に楽しくやりました(笑


お父さんは、アコギと家族どっちが大事なの? 



もちろん、アコギです!(爆



というわけで、持ち帰ってきたトップとバック板です。


裏返すと、ブレーシングがキレイに貼られてます。



さて、まずはバック板から始めます。
保護のためにラバーマットを敷いておきます。



最初は、ボンドが付いてチョット汚れたセンターストリップをサンディング(#240)できれいにしました。


ボンド跡が消えてキレイになりました。

この辺は、サウンドホールから良く見えるところなので、念入りにやりましたよ♪


そして、ブレーシングの端のスロープになっているところを、サンディングしました。
師匠にいただいたコルクが役に立ちます♪


すべてのスロープがキレイになりました♪



ここで、バック板にサイン入りラベルを貼りました。
このラベルは、師匠がマンドリン用に使用しているラベルをいただいちゃいました♪


サインとシリアル番号を記入して切り抜いて、ノリで貼りました。

この場所に貼ると、ギターを弾いているときに良く見えて、より悦に入れます(笑



次は、トップ板のブレーシングをサンディングしました。


まずは、1番ネックよりのブレーシングからです。
これは、師匠にラフに削ってもらってあります。


保護のためにアクリル板を敷いて作業します。


#180で形を整えて、#240で仕上げました。
キレイにできました♪ (と、私は思います…)


そして、Xブレーシングのサンディングです。


下敷きを切って保護板を作成しましたよ♪


一本目(手前)が終了しました。


ネック側の2本がキレイになりました。


次に、エンド側をキレイキレイにします。


スキャロップのところのサンディングは、やはりコルクが便利です♪


キレイになりました。


Xの交差するところも念入りにサンディングしましたよ。


エンド側から見たところです。いかがでしょう!?


これで、Xブレーシングは終了です。



次は、エンド側の2本のトーンバーをサンディングしました。


そして、一番小さいフィンガーブレース(4本)をサンディングして終了です。


最後に#240で仕上げて終了です。


う~ん♪ 自己満足に浸る瞬間です(笑



最後は、サウンドホール周りの補強(平たい板)を切り出しました。

まず、左側。


右側。


そして、下側です。


ピッタリ(?)に切れました。この作業、けっこう時間かかりました(汗


表面を軽くサンディングしておきました。



サンディング作業は楽しいです♪ すべてがツルツルになりましたよ(笑

ということで、24:30に宿題が終了しました。


夕飯食べ忘れました!(爆



アコギ作成日記 #16

2012-07-13 19:29:11 | 日記

最近は蒸暑くて何もやる気になりませんが、アコギ作成だけは別です♪
今日も元気に行ってきましたよ。

このギター作成、私にとっては非常に良い癒しの効果があるようです。
作業してると心が穏やかになります。


さて今日は、先日貼ったトップとバックのブレーシングの成型をやりました。

まずは、バックのブレーシングから成型しました。

ネック側から1番と2番ブレースは、サイド側から60mmのところからスロープ状に削ります。
3番と4番ブレースは、70mmからスロープを付けます。


師匠が見本を見せてくれてます。


ブレーシングの端はサイドのライニングに潜りますので、2mmくらいの薄さにします。


私もやらせていただきましたが、サイド板を傷つけるといけないので、最初だけで仕上げは師匠にお願いしまた。


4番目のブレーシングは幅も広く平らに削るのが難しいです。
2回に分けて片側づつ削る方法を見せてもらいました。


手前が師匠が削った方で、向こう側は私が恐々削った方です(汗

ノミの使い方は、経験と勘、ようするに年期が必要ですね!

見事に成型できました。サンディングは宿題です。



次に、トップ板(サウンドボード)のブレーシングの成型です。
ブレーシングを貼り終えたサウンドボードです。



まず、ネック側のブレーシングからスタートします。


成型できました。ここで、Xブレーシングを目標の高さまでカンナで削りました。

Xブレーシングの高さは、14mmでいくことにしました。

Xブレースの高さが整ったところで、フィンガーブレースを成型します。


これ(手前側)が見本です。フィンガーブレースはサイドに潜らないので、最後は平らにします。


反対側のフィンガーブレースも同様に削ります。



そして、いよいよスキャロップ成型です。
まずは、エンドブロック側の2本のトーンバーを削ります。

師匠が、削り方の見本を見せてくれています。

一方から少し削り(これが難しい!)


反対側から削り取ります。


こんな感じになります。と言われても、そう上手くは怖くてとてもできません!


スキャロップは、すべて師匠にお願いいたしました♪


微調整をおこなってます。


見事に2本のトーンバーがスキャロップになりました。
山の高さは、Xブレース側が13mm、サイド側が12mmにし、谷の部分は7mmにしました。



最後は、Xブレーシングの成型です。特にこのXの部分は難しいので、師匠にお任せしました。


交わってる部分もそれぞれのブレーシングを山形に成型します。
そしてスキャロップも、この部分は、山が13mm、谷を8mmにしました。


そして、Xブレーシングの端は、サイドのライニングに潜り込みますので、2mmの高さにします。


見事にブレーシングの成型が終わったサウンドボードです。


横からも。


Xブレースの交わったところもバッチリ!


仕上げのサンディングは宿題になりました。


今回の作業は、99%師匠にやっていただきました(感謝

ノミの使い方を、端材を使って、家で練習しようと思います。

というところで、本日の作業は終わりました。


トップとバックの板を持って帰って、週末はサンディングです♪

来週は、どこまでいけるのかが楽しみです♪










アコギ作成日記 #15

2012-07-10 17:59:49 | 日記

今日も天気は快晴、ありがたいことにいつも工房に行く日は天気が良いです♪


さて、本日の作業ですが、

・昨日貼ったXブレーシングに続いて、その他のブレーシングやブリッジプレートを貼り
・サイド(トップ側)のライニング貼り
・センターストリップ貼り
・ヘッドにウェーバリー用の穴開け

でした。


昨日貼ったXブレーシングです。



まず、ブリッジプレートから貼ります。
左右の端がXブレーシングに潜り込みます。


当て板を置いて、例の竹槍で留めます。



そして、トーンアームA(Xから斜め下に向かって生えてるブレーシング)を貼ります。


それから、トーンアームBを貼ります。

次々と竹槍で留めていきます。


最後にフィンガーブレース(小さいブレーシング)を貼ります。



無事にすべてのブレーシングが貼り終えました。


エンド側から見たところ。すべて見事にXブレーシングに潜り込んでます!




次に、サイド板にトップ側のライニングを貼ります。

まず、先日貼ったバック側のライニングの洗濯バサミを全部外します。


そして、ひっくり返してトップ側をモールド(型枠)から少し出して固定します。


バック側と同じ要領でライニングを貼りつけていきました。
洗濯バサミで挟む時に、ライニングが上にズレちゃうのを気を付けないといけません。

すべて貼り終えた図。




お次は、宿題で苦労して長さを合わせたセンターストリップを貼りました。

ガイド(真っ直ぐに貼れるようにする当て木)をクランプで留めます。


貼りやすいほうから順にセンターストリップを貼って、クランプで留めていきます。


すべて貼り終えたところ。ハミ出したボンドはキレイにふき取りましょう!



最後に、ヘッドの穴をウェバリーに合わせて調整していただきました。
これは、ブッシュが入る穴を開けているところです。


こんな風に二段に穴が開きます。


すべてキレイに開きました。



それと、私が削って丸くなってしまったヘッドの先端を、真っ直ぐに削ってもらいました。


サンダーで、びゃ~っと削ってもらってます。


キレイに真っ直ぐになりました♪



というところで、本日の作業は終了です。

なかなか良いペースで進んでいるとのことでした♪

早く箱になったボディーが見たいです(笑

次回は、金曜日のお楽しみです♪