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「結婚」って何をご一緒に考えるコーナーです

人生の目的は、家庭!なんて知りませんでした。だから、皆さんにお伝えしています。

結婚 結婚する前に ⑧

2019-11-29 19:54:11 | 仲人からの一言

結婚する前に ⑧

「ペアシステムにある主体と対象(客体)、陰性と陽性」

 

このシリーズは、一見結婚生活や結婚することと関係のないような話しでも、私達の暮らす世界には、存在する価値観を整理して結婚生活に良い影響を反映させていただくために投稿しています。

 

私の投稿で以前にもご紹介しましたように、全てペアシステムとなっています。

私達自身が大きく分けて心と体に分けられます。

心は、気持ちという存在の塊だとは思うけれど、体に気持ちがあることを知る人はあまりいないと思います。

よく、亡くなってはいないけれど脳死状態で生前(いやここでは、生前とは言わないんですが、何か植物状態になった時には移植も構わない、提供しますよというドナー登録した方)にドナー登録した方から提供を受けて、術後自分とは、違う記憶とか、行動を取るという不思議な体験をするアンビリバボー的なお話は、珍しくありません。体という物質に心、記憶というものはないと否定する人もいるけど実際そんな不思議な体験することはあるのです。

そのようにいくら心が強いと自負する人も体の気持ちにはなかなか勝てないこともある。

だから、昔から宗教者で修行僧などは、肉体の思いを断つことで苦行に苦行を重ねて心が優先となるように、つまり心が主体であり、体が対象であることを自身の体に言い聞かせるのです。

心の強い人つまり欲望に負けない人は、立派な人と評価されますが逆に体の欲望に負けている人をダメな人、もしくは誘惑に弱い人として評価されます。

人の生涯で完成すべきことの中で何よりも完成すべき事とは、①心と体との主体と対象の関係を勝利した人だと言われています。

②2つ目は、夫婦との主体と対象という関係です。しかし、心と体のような関係だけではまるで夫婦関係は、主従関係みたいに捉えがちになり、妻は夫の言いなりにならなきゃならないような誤解をうみますが夫婦関係の主体と対象は、家庭の中でより家庭全体のために苦労している人、それも夫婦でありながらより夫の親のように、姉のように、妹のように働く妻ならばその人が主体であり、夫は、妻に従っていく必要があるのです。

ですから夫だから主体とは限りませんし、夫も家庭全体のために、苦労することを怠れば立場は主体格であろうとも主体ではない訳です。

どんなに金を稼いできていると言って夫は、主体ではないこともあります。

妻や子への虐待やワガママな生活態度ならばもう主体ではありません。

主体は、心と同じように悩むのです。大きく動けなくとも体のことも考え生活する必要があるのです。

どんなに修行僧が心が優先で体を鍛えるといい、飲まず食わずでは死にますし、宗教を否定しなくとも現代の科学文明を否定して貧しい生活、不便な生活するのも嫌なように、主体と対象は、夫婦や家庭生活する上でまたもっと次元が違うのです。

夫婦関係は、主体と対象もありますが陰性と陽性という異なる性質でもありますので、より立体的な関係となるのです。

③3つ目は、親と子との主体と対象を完成すべき必要があります。

いくら親が主体と思っていても、主体の責任があります。主体は対象のためにも働く必要があります。夫婦と同様、夫は妻の幸せのために働く必要がありますし、妻も夫の幸せのために働く必要があります。そのように親が主体でも子の幸せのために働くことを怠れば主体ではありません。

子もまた、子供だから対象でとワガママになり、やりたい放題するのではなく、家庭という中では、家庭のためにより働く存在が主体であり、子供でも主体となることを忘れないようにして下さい。

よくどっちが親だかわからない親子もいるように、子供でも親の親のように、働く存在ならば子供でも主体で、親は対象となるのです。

ですから親は主体でなければなりませんので、子のために働く必要があります。

よく子供の結婚が済めば親の責任は終わりと思う人もいますけど、親は死ぬまで親でなければなりませんので、子の幸せのために努める必要があります。

この①~③の主体と対象、陰性と陽性を果たせずしては完成出来ないことを知らず知らず暮らす人々が多くありますけど、死後の世界を研究までせずとも、知らないことは恐ろしいことです。

無知は死の影と言われるのは、ここから来たのかも知れないですね。

①~③は、ただ単純に心と体をコントロールせよとか、夫婦は仲良くとか、家庭円満にということではありません。

自分たちの環境も正しく管理し、正しく使用し、みんなの幸せのためにも働くという「あなたが主体」で生きるという生活、「あなた方夫婦が主体」であるという生活、「あなた方親子が主体である」という生活も完成すべき必要あることを知る必要がありますし、果たさなければならない責任があります。

これが人間の責任です。

自由奔放に好き勝手に生きればどうなるのか?結婚せずに暮らせばどうなるのか?家庭を持たず暮らせばどうなるのか?更に自分たちだけ幸せに暮らせばどうなるのか?環境コントロールせずにいる家庭はどうなるのか?

私達の心と体のことから学び悟らなければなりません。


最後に、誤解のないようにですが、子供は、親が幸せになるために、よく学び、よく遊び、よく寝て、親孝行することです。
子供は、大人のように働く必要はありません。働く必要がある子供がいないような世界を大人たちは創る必要があります。
よって大人たちは、自らの子供だけの幸せのために生きてはいけません。
そして、大人も親がいるように、自らの親だけを大切にしてはいけません。
子供も自分たちの親だけを大切にせず、どんな大人であろとも大切にして学ぶことが大切です。
結婚しろ、子供を産めばかり主張する○○○○のような考えではなく、互いを敬うこと、思いやることが大切です。

多くのみんなが幸せになれますように

 

 

 


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