お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

毎日唄おう

2012年12月29日 | 聖歌
今日は土曜日なのでいつも通り午後3時から聖歌隊の練習でした。

年末なのにみんな熱心に集まってきます。
みんな、聖歌が、唄うのが好きなのですよね。

まずは明日の礼拝のときに唄う「主はその群れを」から。
「主」・・とは神様(我々プロテスタントの場合、並びにイエス様をも含みます)。
「群れ」・・とは聖書ではそう書いてなくても「ヒツジの群れ」を指し、
同時に我々凡夫全般を示しています。

聖歌はこのようにひとつの歌詞でも二つ意味を持たせるダブル・ミーニングのものが多いです。
3つであれば、トリプル・ミーニング。
聖歌は簡単な言葉を使って作られているのに深みがあるのはこの為です。

1741年の作。 歌詞は旧約聖書から。
原題は「He shall feed his flock like a shepherd
作者は・・・綴りがむずかしくって読めないや!(笑)

編曲者として中田 羽後 1896年・・・とあります。明治時代?
聖歌で「He」とあったらそれは「神」を指します。

神は牧羊犬のごとくヒツジの群れを守り養うでしょう・・・くらいの意味でしょうか。

この曲のテナーは高音が続くのでばかに苦しい(難しい)、だから男性はアルトを担当します。
僕は、慣れもあるのでしょうがアルトよりもテナーの方が唄いやすいです。
その上この曲はダイナミックに音程が上下するので難しいと思います。

なのでこの曲は以前聖歌隊々長T女史のもとで特訓した際にも練習をしました。
なので多少は唄いやすくなったかもしれません。

また、今日の練習の時に気づいたのですが、自分として大声が出しやすくなりました。
そして声の質が良くなってきている感じもしました。

これは多分、ひとえにここ最近の練習量と唄う機会が増えたことの賜物と思います。
やはり歌声ってのはなるべく毎日出した方が良くなるんですね~・・・

すごいもんだ。

僕は今後、どこかの河川敷、土手など大声を出せる環境を探して、
毎日、少なくとも20分は唄おうと思ってます。

ちょっと恥ずかしい気もしますが、うまくなるにはこれが一番だと思うのです。。。
アーメン。

歌唱力アップ計画?

2012年12月27日 | 聖歌
唄う・・って、やはり才能なのだろうか??

ポップス、ロック、演歌、ジャンルは様々、
なれど「この人はウマい!」と思わせる歌手は一様に「子供のころからウマかった」とおっしゃる。

西欧諸国の歌手の場合、その多くがもともと「子供のころに街の教会の聖歌隊で唄っていたんだ」
・・・と、インタビューに答えているのを散見しますね。
子供のころ、みんなで唄っていたら自分の声だけ大きく、ツヤがあることに気づいた・・という感じ。

こういう話を聞くたびに「さすがキリスト教圏だ」との感慨を持ちます。

日本の場合は小学校の音楽の時間に・・とか、家のTVの前で好きなアイドルの歌真似をやって・・とか、
父が唄っている演歌を自然に覚えてしまい唄ってみたら父よりウマかった・・などのパターンが多い気がします。

僕はというと家庭環境にも個人的趣味にも「音楽」というのは希薄で、
あえて揚げれば高校1年生のときに友人の中村君から聴かされたメヴィーメタルが音楽との出会いになりました。

ハードロックとヘヴィーメタルとはそれ以来の付き合いで、30年弱(!)になります。
「唄は叫ぶだけ・・」というような偏見を持たれやすいメタル界ですが、
本当にウマい人は超絶的に歌がウマいです。
そういう人の過去もやっぱり聖歌隊が多いンですよね~・・・

この人もそうです、ギターを弾くのはウリ・ジョン・ロート、
そして唄うはマーク・ボールズ!!
すんごくウマい!と思いません・・・?



やっぱりすごいや、聖歌って・・・(しみじみ)

・・・って感心してる場合じゃなく、唄は「普通」の実力の僕は、なんとかウマくなりたいと思ってます。
もちろん、プロ並みに・・などという野望はカケラもなく、今より3割増し程度になりたいのです。

声量を増やしたい。

音域を高低少しずつ増やしたい。

ヴィブラートの精度を上げたい。

だいたいこの3点が目標です。

ネットで検索してトレーニング方法を観ても、よく判らないしピンとこない。
誰か格安で先生をしてくれないかな~~・・・(遠くを見る目)

まさか本格的に学校にいくなんてあり得ないし、近所にそういう人がいたらいいのになぁ~・・
カラオケ教室みたいのは駄目だぁ、、、聖歌と歌謡曲はやはり根本が違うと思うんです。

はぁ~・・・・・・
どうにかならないものか。
とりあえずハウ・トゥー本でも買ってみるか!

主よ、このノンキな子羊をどうかお許しください・・・
アーメン

終始幸せ

2012年12月26日 | 聖歌
何かと忙しい、それでも幸福なクリスマスが終わりました。

幸福・・と書いたのは大げさでもなんでもなく、このクリスマスの間、
僕はとても幸せでした。
「生きていて良かった」と何度も思いました。

人生には何度も挫折はあるし、死にたい、消えてしまいたいと思ってしまうことも多々ありますよね。

そのたびに傷ついて、それでも傷を治して、ふたたび世の中に出て行く・・・
その繰り返しです。

今の世には、そんなときに家に引きこもってしまい、ニートになってしまう人々がたくさんいます。
一度ニートになると復活が難しくなるのは、なんだかわかる気がするのです。

僕は以前、「人は人によってしか変われない」と言ったことがあります。

人は生まれ落ちて、いつか死ぬまで、一生の間に何回も何回も自分というものを作り直します。
僕の言う「変わる」とは「作り直した結果として成長をした」姿ということになります。

言い換えれば、人は人との出会いによって成長するのでしょう。
そう。だから家に引きこもっていては変化は得られない、よって成長もできません。

わかるんです。

世の中には良い人ばかりではありません。
出て行けば良い出会いばかりとは限らず、その大半が嫌な思いを伴う勉強になるのでしょう。
でも、だからこそ人は成長するとも言えます。

その成長には「嫌な思いをする勉強」だけでは足りなくて、やはり「心地よい癒し」も必要となるでしょう。
良い人々と出会い、自分の魂を癒される思いをする・・・人生の幸福とはコレだと思っています。

このクリスマス、僕は終始幸せでした。
特にイヴイヴの「聖歌隊だけのクリスマス」の日の夜が最高でした。

聖歌の練習をして、みんなでご馳走を食べて、飲んで、遊びました。
ここ最近で一番、あの夜に、僕は笑い転げました。
とにかく楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。

自然に何度も「いいクリスマスだ」とつぶやきました。
心の中では何回も「生きていて良かった。あきらめないで良かった」と思い返していました。

さあさあ来年!
僕はもっともっと頑張らなければいけません!!
目標はたくさんあります。
ありがたいことです。

感謝を忘れずに・・・
アーメン。。。

聖歌隊、リベンジ達成!!

2012年12月22日 | 聖歌
土曜日は聖歌隊の日

今日はいつものように午後3時から教会でみっちり練習をしたあと、
2週間前にも訪れた馬橋の老人ホームに出向いて聖歌を披露してきました


この老人ホームは高級ホテル並みの雰囲気と設備を誇る素敵な施設なのですが、
特にクリスマス用の電飾ディスプレイのすばらしさは都内の商業ビルも顔負けっていう感じです(すげ~~)

僕の性能の悪い携帯カメラではその美しさをとても伝えきれないのが残念です!!

さて、日も暮れてきた頃、我々聖歌隊が施設に到着~
ぞろぞろと1階の「喫茶室」を控え室代わりにして準備をさせてもらいました。


施設側も聖歌を聴くための「雰囲気作り」のためにたくさんのキャンドルに点火・・・


そして配置・・・。 ちなみに1階だけでもクリスマスツリーが5本もある!!


んで、準備万端、聖歌を7曲披露しましたよん

その出来は・・・大成功!!
前回の失敗を反省し、たくさん練習したかいがありましたヨ~~

完璧にリベンジ達成っす!!!!!(ばんざーーい、ばんざーーい、ばんざーーい)

当初は6曲を披露する予定だったのですが、
なんとあまりにも絶好調だったので予定外にもう1曲唄ったんですよ~~

よかった、よかった、本当によかった・・・

歌のあとは施設の方がお茶&お菓子を出してくれました。


子供たちは大喜びでしたよ、どうもご馳走様でした~~~

明日は明日で教会での礼拝のときに聖歌隊がまたまた歌声を披露する予定です。
お~、、、なんだかプロみたいに忙しいなんてね。。。

聖歌は聴いてくれる人々がいてなんぼだと思いますので、その点感謝を忘れずに・・・!
それにしても今日は唄っててこれまでで一番気持ちよかったかもしれません。
普段よりも練習したからでしょうか?

やはり地道な努力の先に実りがあるのだな・・・と。
アーメン

さあ、クリスマスです♪

2012年12月21日 | 聖歌
明日の22日は馬橋にある老人ホームのクリスマス・パーティにお邪魔して聖歌をプレゼントします

3週間前、同所での「クリスマスツリー点灯式」の時も聖歌を披露したのですが・・・・・・
僕は不覚にも風邪でノドを枯らしてしまい、大失敗したのでした

も~うくやしくてくやしくてくやしくてくやしくて・・・!!
あまりにもくやしくてその日は眠れませんでした。

だから明日はリベンジ!!・・なのです

しかーーし!
あの失敗があったからこそ、僕は体調管理や練習不足といった自分の弱点に気がついたとも言えます。
特に練習不足!

聖歌隊に入りたての頃は緊張感も手伝ってよく練習をしていました。
ところが・・・唄うのに慣れてきて他のメンバーとも仲良くなると油断が生じたのは否めません。
練習も週2回の定期練習時以外にもするということが少なくなってましたよ・・・

唄って、ノドって、本当は毎日やらないと駄目みたいです。
歌唱のプロの方(ある演歌歌手)も「毎日唄うことが重要」とおっしゃってましたし。

あの失敗から僕も反省し、前よりは練習するようになりました
やっぱり練習を多くした方が声量も上がり、息も長くなり、声の質も安定しますね!!
特に歌唱では「息継ぎ」が非常に重要なのですが、これはもう数多く唄う以外に改善の方法は無いと痛感しました。

さあ、明日、楽しみだなぁ~!!
アーメン