お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

確かなこと、とは?

2012年06月15日 | 反原発
オウム事件で、僕がもっとも「忘れてはならない」と念ずる記憶・・・・・・

地下鉄千代田線ホームに担ぎ出される被害者の方々、その姿・・・・・・

さっきまでサリン毒に苦しみもがいていたであろう、胸を掻き毟るように固まった両腕と、
  
蒼白のお顔の、あの姿だ。

「あの姿」こそが、一番大事な「確かなこと」なんだと思う。


世間のみんなもオウムは悪い、サリンは怖い、そう言う。

けれどニュースでは、

『高橋容疑者を逮捕しました・・・』というニュースの直後に、

『次のニュースは大飯原発の再稼動について・・・』と普通にアナウンスしてる。

僕の認識では「放射能」は「サリン毒」よりもたちが悪い

「次元が違う・・」「論理のすり替え・・」「無知・・」

識者はこぞってそう言うだろう、

だけどそれは「論」であり「予想」にすぎないんじゃない?

僕なんかがそう言うと、きっと奴等は僕を嘲笑い、笑い、哂うんだろうな~・・・・・・

だけれども! 


いま再稼動という安易な選択をすればいずれどうなるか?

そのとき一番大事な、「確かなこと」とは?!

放射能が漏れたら再び「あの姿」を生むよ

ということ、じゃないのん??

だと思うんだけどな~・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

N牧師と原発

2012年06月05日 | 反原発
昨日・月曜日は完全休養。

たっぷりと寝貯めをしました。

・・・寝貯めカンターレ、なんつって(クスッ~笑)。

明日・水曜日は通常ならば「聖書勉強会」ですが、今週はお休み。

勉強会を主催するN牧師さまが原発体制を問うキリスト者ネットワークの下北半島訪問ツアーに出席するためです。

六ヶ所、大間、函館へ6日から9日までの3日間、という大変な行程。

N牧師さまは20年も前から反原発運動に挺身されており、3.11以降は各地で開かれる反原発運動に休む暇もなく駆け回ってらっしゃいます。

宗教者がこういった運動をする場合、外部からだけでなく内部からの反発も受けるそうで、それにめげることなく頑張ってらっしゃる姿には頭が下がります。

ちなみに亡くなったヨハネ・パウロ2世もそうだったらしいです。

2世はご存知のとおり、カトリック教会の過去の過ちの数々(免罪符やら十字軍やら)について公式に謝罪の意を示しました。

ヴァチカン内部にはこういった行動に反対する勢力もあったそうで、彼らがやったのは徹底した「面従腹背」だったそう。

2世もひとりの人間です、そういった仕打ちはかなり辛かったそう・・・・・・。

僕は社会的にも経済的にも非力ですが、今後はなるべくN牧師さまに助力していきたいと思っております。

N牧師さまとの出会いは、どうも運命的なような気がしてますので。