お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

良きセンスは誰のもの?

2013年02月03日 | スピリチュアル
土曜日は聖歌隊の練習日

みんな集まっての練習前に、隊長にお願いして少しだけ特訓をつけてもらいました。
この頃の僕は仕事や病欠で練習を何回か休んでますのでね、自信が無いので。
自信をつけるには練習しかなく、その練習もできることなら先生に付いた方が身につきますよね。
隊長のT女史は多忙な方で、その合間を縫ってもらうわけです、しかも彼女の指導は完全に奉仕(無料)。

恩返しはひたすら僕が「聖歌をうまくなる」ことのみと考えています

練習の甲斐あって遅れをやや少しだけ取り戻せた感じです。
それでも僕以外の先輩たちは僕よりもうまい。
こっちがうまくなればあっちがもっとうまくなる、ということですね

必ず、もっと、うまくなってみせます!!

で、練習のあとはお茶会。
僕は子供らといっしょにトランプ
ダウト、7並べ、神経衰弱。

子供らのうちのひとり小学生のMちゃんは神経衰弱にめっぽう強い!
伏せられ、一度も裏返していないカードを「カン」でめくってずばずば当てます
これはひとつの才能だと思いますね!
Mちゃんは素直ないい子で、僕が思うに霊感がするどい。

僕はせっかくの霊感を怠惰で腐らせてしまいましたが、彼女はそのまま才能を伸ばしてほしいです。
何故ならその能力はきっと将来人様のお役に立てる気がするから。

霊的センスは独りよがりなものではなく、人の、人類の財産なのですから!!
彼女が今後良き学びができますように・・・

アーメン

三島由紀夫さんが好き

2013年02月01日 | スピリチュアル
誰しもが自分の出自や漠然と決まったかのようにみえる将来図に反抗する。
その為に勉強をしたり、環境を変えたりしてあがく。
僕が最近思うに、その将来図というやつは、ありきたりだけど、
子供時代に満たされなかった「もの」の再獲得か復讐で出来上がっている。

三島由紀夫はハイソな家庭、頭脳明晰に生まれながら自己の肉体に徹底的に嫌悪した。
幼少時の写真を見るに、十分に美しいのだけど、本人は学習院の旧友たちの「曲がった目」から見た「あおじろ」
という意地悪なイメージを自分でも肯定してしまった。
それに加えて両親によって「作られた人生」に沿って生きてきてしまったという後悔も手伝って、
30才になってから「改造」を始める。
ボディービルによる「美しい自分」(自分の卓越した頭脳に見合った美しさ)を獲得するにいたる。

僕は、三島由紀夫ほどの天才ではないが、幼少時には同じ悩みを抱えていた。
ガリガリの地獄の餓鬼のような自分の肉体に我慢がならず、高校生のときから鍛え始めた。
それがピークに達したのは30代で、ほぼ毎日ゴールドジムに通って「美しい肉体」を目指した。
だから、不遜だけど、三島の気持ちがちょっとだけ分かるのだ。


大人になるほどに美しい容貌、美しい芸術作品、美しい精神、美しい知性に魅せられて、あこがれた。
自分にこれほどの才能も無いのが分かってからも、あがいて、美しさを求めた。
その過程に肉体改造があった。
毎日、過酷なトレーニングを、報酬もないのに実行する・・・・
それは、それを出来た訳は、過去の自分(矮小で汚い自分)に対する復讐があったからだと思う。
復讐ほどに人のエネルギーを喚起する事象はないと思う。


僕は今年44歳になってしまう。
トレーニングを休みがちで体型も崩れてきている。
三島が割腹したのが45歳のとき。
それを考えるとあと1年しかないのか・・・。

三島由紀夫の万分の一もの才能さえ持ち合わせていない僕に死ぬ理由はない。
老化も受け入れていくつもりの僕だ。
ほんのりとやりたい事も出てきたことだし。
しかし勝手ながら少々の感慨はもつ。
老醜をさらすくらいなら死んだほうがマシ・・・といった気高い(?)精神の持ち主もいたのだ、と。

アーメン

王さん!

2013年01月18日 | スピリチュアル
他人様への気遣い、他を思いやる想像力(経験則)、他者を我が身と思う、

[他がために!との思い]

これをいつも気にとめなくっちゃ!・・・とは思うものの・・・

なかなか難しいッス、王さん!!(世代的に「偉人といえば、王貞治」)


いっちばんムカつくのがこれを最初から放棄して怠けているだけなくせに

「俺ってそういう細かなことには感心ないから! 君は考えすぎなんじゃない?」、

なんて言うおバカちゃん・・・。

そういう人、別に嫌いじゃないんだケド、

「お前もちょっとは考えろよ! みんな我慢してお前を立ててくれてるんだゾ!」

とは思うわけです。

[唯我独尊][揺れない強い心]と、

[無知と怠惰からくる想像力の欠如、要するに鈍感なだけ]とは違うっちゅうことはゼヒ教えてやりたい。


そんな人に気づいてもらうにはどうすればいいの、王さん?

誰か教えてほしい・・・アーメン

末はホスピス

2013年01月03日 | スピリチュアル
以前、トム・クルーズも出演している、コーエン兄弟監督の『マグノリア』という映画がありました。

奇抜な、想像を絶するラストでしたので、公開当時は「わかりにくい・・・」映画とされていた記憶があります。
僕はこの映画、好きでも嫌いでもないのですが、内包するテーマには「う~ん・・」とうなったものです。

「人は誰しも誰かを愛したい」んだね、おかしいね。

「人は誰でも誰かに愛されたい」んだね、おかしいね。

これがあの映画のテーマでした。 えらく単純です。

映画の中の登場人物は皆「普通」とは少しだけかけ離れた人生を歩む人ばかり。
昔は天才少年と謳われたものの今は普通以下のおじさんに成り下がった男。
今現在、親から愛されていない天才少年。
末期癌を患った人気クイズ番組の司会者とその妻。
死にかけている大富豪とその若い妻。
セックス教団の教祖。
失敗をやらかした警察官、そいつが思いを寄せる女・・・・。

これら登場人物のエピソードが少しずつからみ、もつれあい、ラストに向かって突進します。
長い時間の映画なのですがそれを感じなかった覚えがあります。 さすがコーエン兄弟、なのでしょう。

ラストは、ネタバレだけど古い映画なのでもういいでしょう、空から「カエルの雨」が降ってくるという。

僕はこのカエルの雨を、コーエン兄弟の嘲笑、そしてちょっぴりの愛情と受け取りました。
人間っておかしいよね、でも憎めないんだな、不思議だよね・・・というような・・・。


僕は今、ある問題を抱えています。
何も隠すことはないので言うと、両親・兄弟を含めた親族に愛情どころか憎しみさえ感じている事です。

僕の親や兄弟、親戚連中にとって僕は「出来損ないの駄目男」でしかありません。
それはある部分事実であり、別にそこを反論をしたい訳じゃないのです。
が、彼らには僕の本当の部分を理解する器量や能力に欠けているとしか思えないのです。

僕に言わせれば彼らこそ自分本位だけの駄目な人間たちなのです。
しかし、いくらそれを言っても理解されないどころか軽蔑が増すだけです。

僕は、いま心の底から彼らとは完全に縁を切りたいと願っています。
例えば、僕はいま癌になったとして、お金も無いので助かる見込みはありません。
その際、延命をはかるために彼らの金銭的な援助を受けるくらいなら、死んだほうがマシです。
「何でこいつの為に大金をうちが払わなくちゃいけないんだ。早く死ね!」
などと思われるよりは死んだほうがマシ!

僕は、今実際に癌になったら、それも末期になったらホスピスを頼ろうと思っています。
何故なら、僕が考えるに、親族の奴等は間違いなく上記のように思う人間たちだからです。

具体的に親族としての縁を切るには、やはり法的な手段を踏む必要があるでしょう。
これは、もう少し僕の生活が安定しないと無理・・・。
お金もかかるのでしょうから。

ここまで思い、言い放っておきながら、この考えにイエス様は顔をしかめるだろうな・・
・・・との思いもあるのです。
キリスト教の考え方・教理からすると僕のこの判断は間違いでしょう。
それが一抹の無念を喚起します。

でもね、しかしね、これはもうしょうがないと思うんですよね。
こうする他無いと思うのです。

アーメン。。。

美しくも悲しきクリスマスかな

2012年12月14日 | スピリチュアル
いま、街はどこへ行ってもクリスマスの飾り、美しいデコレーションで満ち溢れています

キリスト教国でなくっても、クリスマスはやっぱりこうじゃなくっちゃいけませんっ!
サラリーマンの頃は彼女さんと銀座あたりをぶらぶらして奇麗な街並みを愉しみましたよ
それだけで「いい雰囲気」になれたもんです

とおーーーい、とおーーーい記憶です、今となってはね

先日、自転車で銀座・有楽町界隈を流してみたのですが・・・・・・
いまの銀座はパチンコ屋ばっか!!

どうなっちゃったんだ銀座??!!

またね、この銀座のパチンコ屋、どっこもお客が入ってて・・・
いやね、パチンコ屋商売を全否定するわけじゃないんです、
それで生計を立ててらっしゃる方が多数いるわけでしょ、
んでお客は好き好んで遊びにいってるわけですから・・・ね。。。

でもねえ、なんてんでしょ、ちょっと寂しいわけです。
勝手なエゴだろうけど、銀座は東京人にとっては明治以来「おしゃれな街」であったわけでして・・・・

「なにも銀座にきてまでパチンコすることないじゃないかぁ・・・!」

・・とオジサンは思うのですね、はい。

そんな銀座を目の当たりにして心がササクレたまま(大袈裟な・・)に街を往くと・・・

今度は行列! それも長蛇の列!! なにこれ?!!

・・・・・!、なんだ宝くじかよっ!!

これも、「気持は分らんでもない!」
そうだよね、高額の当選券が出てるンだよね、だからみんなわざわざ来てるンだよね・・・・
世の中先の見えない不景気、円高、デフレ、頼りない政府、保障されない老後の不安・・・!!!

気持は僕もいっしょ、だけど・・・・

まあ、これも今や「銀座名物」のひとつなのかもしれないが、こーゆー行列ってさ、、、なんか、ね。。。

あ~あぁ・・・と思うわけです。
やっぱり寂しいですよ。

だってパチンコ屋も宝くじ売り場も雰囲気が「冷たい」んだもの・・・

この日本来年はあたたかい国になるといいな♪

アーメン