お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

隆慶一郎・その1(全3回~笑)

2012年08月10日 | 読書
いまさら隆慶一郎礼讃も恥ずかしいンだけど、やっぱりすごいモンはすごい!
ヘヴィメタル評論家の第一人者・伊藤政則さんもハマってるって書いてたな。

僕が「人生の師匠」と敬愛する池波正太郎先生も好きだったみたいね。
浅草の池波正太郎文庫に再現された先生の書斎を見ると、
隆さんの本の多くがまさに『手の届く場所』に置かれてる。

また超ウルトラ大ヒット漫画「北斗の拳」の原哲夫さんが隆さんを敬愛していて、
隆さんの小説を原作としたヒット漫画「花の慶次」や「影武者徳川家康」を書いてるらっしゃる。
二人は良い友人(師弟?)関係でもあったらしいですね

それは一旦おいといて!

きょう僕が言いたいのは、キリスト教との真摯なに接し方として、
聖書を読むとか関連本を読む、講義を聴く、祈る・・・ってことだけじゃなくて、
それだけにとらわれずに、自由で幅広い発想で読書したり様々な物事について勉強する・・・
これもイイんじゃないかと思うんです!! 

例えば今僕が読んでる隆さんの「影武者徳川家康」にも、キリスト教が出てくるんです。
隆さんがキリスト教に大変くわしいことが解るし、彼の奥様のとても興味深いエピソードも出てくる。
ま、それは置いておいて、ものすごくおおまかに云えば、小説中に以下の事柄が出てくる。

1.スペイン・ポルトガルなどカトリック大国の宣教師たちが当時の日本で、
  いかな下心をもって「布教」をして本国に貢献をしていたかということ

2.漂流者ウイリアム・アダムスがイギリスのプロテスタント信者で、
  家康の絶大な信頼を得て看過できない影響(反カトリックなど)を与えていたこと

戦国期の時代小説なのに、こんなに興味深いキリスト教の知識が出てくるんですよおおお!
これは隆さんの小説に関わらずによくある現象なんです。
何の本を読んでもキリスト教が出てくる・・・。
これって、とりもなおさず、キリスト教がいかに世界規模で影響を与えている(良悪共)かの証左だと思うんです。

だから! ここで提言したい!!

「とにかく本を読もう! なるべく多く読もう!」(図書館行けばタダだじょ~笑)

それによって得た知識は内観に役立ち、そしてそれは祈りの幅を広げるのではないか・・・・

ま、好きずきだと思うし、本を一切読まなくても良い感性は培われるのも事実。
あくまでも最大公約数的に云えば・・・っつーことでご理解いただければ、と

う~ん、久しぶりに「ルーテル日記」にふさわしい内容になったカモ!
隆さんの話は明日も続く・・・
アーメン

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