お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

最果ての地・日本

2013年02月08日 | キリスト教会
今現在の日本は局地的に右傾化、社会の構造は半社会主義、政治機構は主権者意識希薄のエセ民主主義になっていますね。
それでも通底する基本哲学はあるように思います。
それは・・・

・何故か平和主義、やさしくあろうとする、喧嘩は嫌いの非戦主義

・恨みを買わず、人にやさしく(井沢さんの「怨霊」史観)の博愛主義

・世間の調和が第一の平等主義

これらは何故こうなったのでしょうか?

僕は思うんです。
それは、きっと日本は「逃亡者」が造った国だからです。

戦争を避けて、政争を避けて、戦場を避けて、主に朝鮮半島を経由して逃げてきた人たちが集まった国。
それが日本です。
東へ東へ逃げて、日本列島のまで逃げて、その先には長大な太平洋があります。
だからどん詰まりなわけです。

逃亡者の国、日本。

こう考えると、上記3つの「約束事」は必然的意味を持ちます。
戦争と恨みと不平等を否定する国民性。
しかし実態は、

・戦争はしないのは無理、だから軍隊という名目だけ無くしましょう

・恨みはどうしても発生する、だから鎮魂しましょう

・平等は不可能、だから「無い」ってことにしましょう

ということ。

だから国外から見ると偽善的に、みみっちく見えてしまうのです。

こういう国に、グローバル化は無理なのです。
だから今の閉塞感は、これ以上逃げる場所が無い・・・という閉塞感なのです。
逃げたい、でも逃げられない。

どん詰まり民族日本。
明日はどっちだ?

アーメン

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