お松のルーテル日記

キリスト教会(プロテスタント)での学びや聖歌隊での活動、
趣味の小説執筆や読書、サイクリングなどに関する日記

天才作家逹

2013年02月06日 | キリスト教会
先週、図書館で三島由紀夫や太宰修などの特別特集本をいくつか借りてきました。
メインは三島さん。
しかし一番面白かったのは太宰修でした(笑)
そう、心中マニアの太宰はんです。

この人は晩年にキリスト教に興味を持ち、ユダを主人公とした「駆け込み訴え」というのも書いてます。
これは有名な小説で、ユダは裏切り者でなく、実はイエスの「決起」を捨て身で促そうとして失敗したのだ、という筋なんてです。
面白い解釈だとは思いますね。

太宰修は津軽が産んだ素晴らしい才能の持ち主だというのは確かですね、その代わり好き嫌いはかなり分かれる作家ではないでしょうか。
僕は、・・・好きな小説もあります・・と答えるに止まりますね。
一番は「黄金風景」。
アーメン。

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