トヨタのMIRAIってどうだろう

水素で動く電気自動車、トヨタMIRAI。
どんな車なのかを買って乗って調べてみます。

未来のMIRAI

2019-12-09 08:13:22 | ニューモデル
先月開催された東京モーターショーでは、次期型のMIRAIとアナウンスされている、MIRAIコンセプトが展示されていました。写真を撮ってきましたので紹介しておきます。


現行MIRAIとは似ても似つかぬMIRAIコンセプト。ずいぶんカッコいいセダンに生まれ変わりました。

次期型MIRAIは2020年末頃の発売を予定しているとのことです。パワートレインの詳しいレイアウトは不明ですが、駆動輪は前輪から後輪に。航続距離は3割程度長くなると言われています。


なんとなく、カムリを彷彿とさせるフロントグリル。インバーターやラジエーターなどは現在と同じくフロントに搭載されるようです。

タイヤサイズは245/45R20に拡大。一気に見栄えがよくなりました。


展示車に装着されていたのは、ブリジストンのトランザセレニティプラス。日本ではあまり見かけない銘柄です。

テールランプも精悍になりました。


インテリアはじっくり見られませんでしたが、ヘッドアップディスプレイが装備されているように見えます。

カメラは単眼タイプのようで、3眼タイプなどではなさそう。現行型では時代遅れになっている運転支援装置については、大幅な進化を期待したいところです。


センターメーターは廃止される模様。普通の自動車に戻ってきた感じです。ハンドルポストにはドライバーモニターらしきものも見えるので、もしかすると手放し運転が可能になるのかもしれません。

もっとも、ハリボテの可能性もあるので、発売されてみなければわかりませんが……


何もかも大きく変わる次期MIRAI。デザインについては、現行モデルのことは一刻も早く忘れたいようです。

デザインは、まあ、しょうがないとも思えるのですが、中身については現行モデルにも良いところがたくさんあるので、そういうところは引き継いでいてほしいですね。



納車されました

2019-12-08 00:06:19 | ドライブ
購入記をのんびり書いていたら、いつの間にか納車日が来てしまいました。

普通の中古車なら、契約してから2〜3週間程度で納車になると思いますが、ミライの場合はディーラーでも整備できるところが限られており、点検自体も普通の車とは違います。

さらに、登録関連の手続きで時間を要したこともあり、契約から納車までほぼ1カ月かかりました。この間、奔走していただいた担当セールスさんには、改めてお礼申し上げます。


ディーラーに車を受け取りに行きます。何度経験しても嬉しい瞬間。在庫で眠っている時にはいかにも中古車という感じでしたが、この日は納車整備を受けてピカピカに輝いていました。

気になっていたタンクの検査期限ですが、再検査されて、2022年1月まで充填可能になっていました。ありがとうございます。



これで、次の法定1年点検までは工場入庫のことを考えないで済みます。


この日は快晴、抜けるような青空。まさに納車日和。

水素も満タンにしていただいたので、早速ドライブに行きます。走らせてみても、特に問題になるところは無いようです。とりあえず一安心。


首都高大黒PAにて。

あちこち走っていたら、燃料ゲージが半分強にまで減少しました。記念すべき初充填の場所は、ミライを試乗した芝公園の水素ステーションにしました。東京タワーの足元に所在しています。


充填量は1.94kg。単価は1,100円(税抜)で代金は2,347円(税込)。


本年11月時点での水素ステーションの拠点数は110箇所。数はそれなりに揃ってきましたが、営業日が限られているところが多く、年中無休のところはこの芝公園のほかにはほとんどありません。



使う人がいないと水素ステーションの整備は進まないでしょうから、これからどんどん利用させてもらおうと思います。

契約しました

2019-12-07 20:30:46 | 購入まで
車両の状態に問題はなかったので、そのまま購入条件の交渉に入りました。

車両本体価格は284万円(税込、以下同じ)で、諸費用込み価格は295万円。カーセンサーに案内してあった金額と寸分違いません。

ミライの自動車税種別割ですが、2019年10月1日以降に新規登録した車両の本則額は25000円。この金額は、燃料電池車に限定されません。電気自動車であれば性能にかかわらずすべて同じです。

さらに東京都では、電気自動車について、平成21年度から令和2年度までに初回新規登録を受けたものは初回新規登録時の自動車税種別割(月割)及び翌年度からの5年度分の自動車税種別割が免税になります。

今回買おうとしている車は、平成30年度に新規登録されているので、30年度の自動車税と令和元年度から令和5年度までの自動車税がゼロ。自動車税環境割も自動車重量税もゼロですので、諸費用は10万円ちょっとで済むわけです。

295万円をどうやって払うかですが、この販売店では、中古車にも残価設定ローンの設定が可能でした。それ自体はあまり珍しくはないのですが、これは!と思ったのは、2年後の残価40%という設定があったこと。

私は、あまり長く車を乗り続ける方ではないのですが、ミライに関しては、東京モーターショーで新型車の登場が予告されています。


正直、現行ミライを寄せ付けないカッコ良さですし、中身も相当に進化しているようです。航続距離は伸びて、パワーもアップ。

価格も大幅に下がるらしいのですが、その分補助金も減ると思いますので、実質的な購入価格はそれほど変わらないように思います。それでも十分魅力的です。発売されたらたぶん欲しくなることでしょう。

というわけで、2年くらいで「出口」を見通せる購入プランがあればいいなあと思っていたのですが、まさにピッタリのプランがあったわけです。

さらにありがたいことに、金利は新車よりも低い3.9%。295万円の借入額に対して、実質返済額は197万円(総返済額311万円−車両返却分114万円)。新車の場合の、借入額495万円、実質返済額208万円(総返済額578万円−車両返却分370万円)、とあまり変わらないようですが、金利分は新車の83万円に比べて中古車は13万円弱に減ります。

新車の場合は「4年縛り」がありますし、仮に補助金返還前提で途中で売却したとしても、据置額の370万円には遠く及ばないはずなので、自己負担はかなりの金額になると思われます。

中古車の場合は、「4年縛り」がないのはもちろん、元の据置額が低いですし、金利分も安いですから、2年経つ前に売ってしまってもダメージは小さくてすみます。



こうなれば善は急げ。付属品などの細かい条件を詰めて、契約のハンコを押しました。

試乗ではじめてミライのハンドルを握った翌日のことです。