はいはーい皆様こんにちは!
ブログ担当池田です。
それでは、久々に そして唐突に始めます。
「見たい!聞きたい!教えて未来!劇団員に話を聞こう vol.9」
今回は、作家であり俳優としてもご出演いただく南出謙吾さんにお話を伺いました。

池「よろしくお願いします」
南出さん(以下、南)「よろしくお願いします」
池「簡単に劇団未来との出会いを教えて頂けますか」
南「馴れ初めですね。『髪をかきあげる』っていう鈴江俊朗さんの作品を劇団未来でするってなった時に客演で呼ばれたのが最初。それ以前から“春の演劇まつり”に、自劇団の“りゃんめんにゅーろん”で参加をしていて(劇団未来の)存在は知っていたんだけど、演出の牧さんが声をかけてくれて共演に至ったんです」
池「それからは、ちょくちょく劇団未来には?」
南「いや、今回の『ずぶ濡れのハト』で2回目。」
池「そうでしたか。『髪をかきあげる』の時は役者さんだったんですよね」
南「そう。『髪を〜』はすごく作品が面白いと思って。その時に劇作に興味を持ったから、劇団未来との共演が無かったら劇作家にはなってなかったかもしれない」
池「以降はずっと作家さんとして活動を?」
南「未来との共演以降は自分の作品を自劇団で上演してました。俳優としては、するタイミングはあったんだけど、自分の心と体をこれだけ仕事に投資しとって、劇作に投資しとって、俳優への投資が減ってきて、そうすると心意気の問題でね、これはもう(俳優として)一緒にやっちゃ失礼だなと思うようになったんです。引き上げようと。けどね、自劇団で上演する時にこれがなかなか妙齢の(手頃な)男性がいないわけですよ。なので俳優もやってましたね」
池「馴れ初めから劇作家の出発とお話を伺いました。久々の劇団未来はどうですか」
南「皆さんご健在で良かったなぁと(笑)」
池「(笑)」
池「南出さんの作品はたくさんの戯曲賞にノミネートされていらっしゃいますね。『ずぶ濡れのハト』は…」
南「これは一昨年に劇作家協会の新人戯曲賞にノミネートされました」
池「そして、昨年には新人戯曲賞を受賞。その受賞された戯曲はもう上演されたんですか?」
南「いや、まだなんですよ。9月に、うちの劇団で上演が決まっています」
池「それは楽しみです!また、このブログでご紹介させて下さいね。では『ずぶ濡れのハト』についてお伺いします。このお話を書こうと思われたきっかけは何でしたか?」
南「もともと書きたいと思っていた素材でした。実体験がもとなんですが、アルバイトをしていたスーパーの近くに大型ショッピングセンターができて、そのスーパーは潰れたんですが、直前まで誰も潰れるなんて知らなくて。しょーもないことを喋りながら冗談を言いながら日常を過ごし、色恋にうつつを抜かし、でも突如パッと消えてしまう。それを見たいな、と思って書きました。会社は会社の都合があって、働く側は働く側の都合があって、客は客の都合がある。それは勿論で、そして誰も悪くない。誰も悪くないんだけど、無意識に傷つけあっている、そんな世界が面白いなと思って。何が正しくて何が間違っていると言いたいのではなくて、そこにある生命力に惹かれて書き始めました」
池「では、『ずぶ濡れのハト』の見どころを教えていただけますか」
南「うーん、……ちょっと歪んだ男女関係(笑)」
池「ほう(笑)」
南「人間の割と本能的なところじゃないですか、男女関係て。そこが好きでね、この話の大枠であるスーパーの衰退は話の芯なんだけど乗り物みたいなもので、それに乗ってそこから見える景色を見て欲しい。それは人間くさい、土着的なところ。そういうのが、演劇の面白さなんですよね」
池「最後に、好きなセリフをお願いします」
南「たくさんあるけど、『ハムスターあんたちごうわ!』(笑)」
池「(笑)このセリフはどこで登場するんでしょう。皆さまお楽しみに!南出さん、本日はどうもありがとうございました」
南「ありがとうございました!」
はい、皆さまいかがでしたか?
インタビュー中ちょこちょこ笑いをブッ込んでくる(概ねカット)お茶目な一面だらけの南出謙吾さんでした。店長役でのご出演ですが、稽古毎にチラッと笑かして下さるイタズラ心満載な方です。はて、本番は何をしてこられるんだろう…。
このインタビューは6人で日本酒の飲めるお店に行った時に行いましたが、南出さんと私の間に携帯を置いて録音していたにも関わらず、川西さん、三原さんの声が一番録音されていて何回も聴き直してようやく文字に起こせる状態でした。なんとインタビューから三週間経った今、ようやく完成です!

左、川西さん 真ん中、よしもとさん 右、染川さん
そして私の左に三原さんがいらっしゃいました。
チケットご予約絶賛受付中です。
皆さまよろしくお願い致します!!
ご予約
専用電話 070-1514-7123
専用メール mirainoe.yoyaku92@softbank.ne.jp
Fax 06-6939-5777
*メール、FAXの場合は必ず、人数と返信先を明記して下さい。
コリッチ予約
ブログ担当池田です。
それでは、久々に そして唐突に始めます。
「見たい!聞きたい!教えて未来!劇団員に話を聞こう vol.9」
今回は、作家であり俳優としてもご出演いただく南出謙吾さんにお話を伺いました。

池「よろしくお願いします」
南出さん(以下、南)「よろしくお願いします」
池「簡単に劇団未来との出会いを教えて頂けますか」
南「馴れ初めですね。『髪をかきあげる』っていう鈴江俊朗さんの作品を劇団未来でするってなった時に客演で呼ばれたのが最初。それ以前から“春の演劇まつり”に、自劇団の“りゃんめんにゅーろん”で参加をしていて(劇団未来の)存在は知っていたんだけど、演出の牧さんが声をかけてくれて共演に至ったんです」
池「それからは、ちょくちょく劇団未来には?」
南「いや、今回の『ずぶ濡れのハト』で2回目。」
池「そうでしたか。『髪をかきあげる』の時は役者さんだったんですよね」
南「そう。『髪を〜』はすごく作品が面白いと思って。その時に劇作に興味を持ったから、劇団未来との共演が無かったら劇作家にはなってなかったかもしれない」
池「以降はずっと作家さんとして活動を?」
南「未来との共演以降は自分の作品を自劇団で上演してました。俳優としては、するタイミングはあったんだけど、自分の心と体をこれだけ仕事に投資しとって、劇作に投資しとって、俳優への投資が減ってきて、そうすると心意気の問題でね、これはもう(俳優として)一緒にやっちゃ失礼だなと思うようになったんです。引き上げようと。けどね、自劇団で上演する時にこれがなかなか妙齢の(手頃な)男性がいないわけですよ。なので俳優もやってましたね」
池「馴れ初めから劇作家の出発とお話を伺いました。久々の劇団未来はどうですか」
南「皆さんご健在で良かったなぁと(笑)」
池「(笑)」
池「南出さんの作品はたくさんの戯曲賞にノミネートされていらっしゃいますね。『ずぶ濡れのハト』は…」
南「これは一昨年に劇作家協会の新人戯曲賞にノミネートされました」
池「そして、昨年には新人戯曲賞を受賞。その受賞された戯曲はもう上演されたんですか?」
南「いや、まだなんですよ。9月に、うちの劇団で上演が決まっています」
池「それは楽しみです!また、このブログでご紹介させて下さいね。では『ずぶ濡れのハト』についてお伺いします。このお話を書こうと思われたきっかけは何でしたか?」
南「もともと書きたいと思っていた素材でした。実体験がもとなんですが、アルバイトをしていたスーパーの近くに大型ショッピングセンターができて、そのスーパーは潰れたんですが、直前まで誰も潰れるなんて知らなくて。しょーもないことを喋りながら冗談を言いながら日常を過ごし、色恋にうつつを抜かし、でも突如パッと消えてしまう。それを見たいな、と思って書きました。会社は会社の都合があって、働く側は働く側の都合があって、客は客の都合がある。それは勿論で、そして誰も悪くない。誰も悪くないんだけど、無意識に傷つけあっている、そんな世界が面白いなと思って。何が正しくて何が間違っていると言いたいのではなくて、そこにある生命力に惹かれて書き始めました」
池「では、『ずぶ濡れのハト』の見どころを教えていただけますか」
南「うーん、……ちょっと歪んだ男女関係(笑)」
池「ほう(笑)」
南「人間の割と本能的なところじゃないですか、男女関係て。そこが好きでね、この話の大枠であるスーパーの衰退は話の芯なんだけど乗り物みたいなもので、それに乗ってそこから見える景色を見て欲しい。それは人間くさい、土着的なところ。そういうのが、演劇の面白さなんですよね」
池「最後に、好きなセリフをお願いします」
南「たくさんあるけど、『ハムスターあんたちごうわ!』(笑)」
池「(笑)このセリフはどこで登場するんでしょう。皆さまお楽しみに!南出さん、本日はどうもありがとうございました」
南「ありがとうございました!」
はい、皆さまいかがでしたか?
インタビュー中ちょこちょこ笑いをブッ込んでくる(概ねカット)お茶目な一面だらけの南出謙吾さんでした。店長役でのご出演ですが、稽古毎にチラッと笑かして下さるイタズラ心満載な方です。はて、本番は何をしてこられるんだろう…。
このインタビューは6人で日本酒の飲めるお店に行った時に行いましたが、南出さんと私の間に携帯を置いて録音していたにも関わらず、川西さん、三原さんの声が一番録音されていて何回も聴き直してようやく文字に起こせる状態でした。なんとインタビューから三週間経った今、ようやく完成です!

左、川西さん 真ん中、よしもとさん 右、染川さん
そして私の左に三原さんがいらっしゃいました。
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