8月29日(土)18:00~

西リ演の、劇団京芸 藤沢薫氏による朗読ゼミに参加しました。
場所は、綺麗な関西芸術座。トイレも綺麗。
スリッパに金字で「関西芸術座」と書かれている。


まず初めに、藤沢氏が朗読の基本を簡潔に述べられる。

①「綺麗に読まなくて良い」「自分の声で素直に読むのが、一番美しい声だ」
教材となる夏目漱石の『坊ちゃん』を手に、固くなっていたが、この言葉を聞いて
ホッとする。
そして

②「伝える対象を作る」
③「何が書かれているかを考える」
それが出来てから初めて

④「どう表現するか」
へ行き着くのだそうな。
初めから「どう表現するか」考えて、自分勝手な解釈で読んでしまうと、
作品から離れてしまうという。
そうして練習開始。
坊ちゃんが松山に新任教師として赴任し、初めて生徒を前に授業を行う。
親切な山嵐(←あだ名)のことを赤シャツ(←あだ名)が批判する。
それに坊ちゃんが影響されてきている、という場面だ。
それを繰り返し、一人ずつ読んでいく。
読み方は人それぞれ。藤沢氏がその人に合ったアドバイス+注意を与える。
例えば、全てハッキリ発音したら、逆に日本語は聞きとりにくくなるなど。
他の人の読みを聞いていても勉強になる。
氏によると、日本語の特徴は「高低」だと言う。
それから演劇歴の長い方が読まれた。
さほど感情も込めすぎず、淡白で聞きやすい。
そうでいて内容はガッチリと把握している。
会話の部分、地の文、誰のことをどう言っているのか……
などとにかく分りやすく、自然に伝わる。
同じ初見で読んでいるはずなのに、やっぱり
お芝居を積み重ねていたら、こんなに違うのだと
感動して帰ってきました。


場所は、綺麗な関西芸術座。トイレも綺麗。
スリッパに金字で「関西芸術座」と書かれている。



まず初めに、藤沢氏が朗読の基本を簡潔に述べられる。

①「綺麗に読まなくて良い」「自分の声で素直に読むのが、一番美しい声だ」
教材となる夏目漱石の『坊ちゃん』を手に、固くなっていたが、この言葉を聞いて
ホッとする。
そして

②「伝える対象を作る」
③「何が書かれているかを考える」
それが出来てから初めて

④「どう表現するか」
へ行き着くのだそうな。
初めから「どう表現するか」考えて、自分勝手な解釈で読んでしまうと、
作品から離れてしまうという。
そうして練習開始。
坊ちゃんが松山に新任教師として赴任し、初めて生徒を前に授業を行う。
親切な山嵐(←あだ名)のことを赤シャツ(←あだ名)が批判する。
それに坊ちゃんが影響されてきている、という場面だ。
それを繰り返し、一人ずつ読んでいく。
読み方は人それぞれ。藤沢氏がその人に合ったアドバイス+注意を与える。
例えば、全てハッキリ発音したら、逆に日本語は聞きとりにくくなるなど。
他の人の読みを聞いていても勉強になる。
氏によると、日本語の特徴は「高低」だと言う。
それから演劇歴の長い方が読まれた。
さほど感情も込めすぎず、淡白で聞きやすい。
そうでいて内容はガッチリと把握している。
会話の部分、地の文、誰のことをどう言っているのか……
などとにかく分りやすく、自然に伝わる。
同じ初見で読んでいるはずなのに、やっぱり
お芝居を積み重ねていたら、こんなに違うのだと
感動して帰ってきました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます