劇団未来ブログ

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初通し

2009年05月06日 19時51分00秒 | 稽古日誌
本日は初めての通し稽古だ。
いままでは、各パートパートで小返ししていたのだが、本日に限っては最初から最後まで止めずに稽古。

簡単に言えば身内の中での初めての本番なのだ。

それなりに、身内の客が来て、身内の品定めが始まり、身内の講評が出来る。
そう、いままで一緒のシーンに出ていなかったパートを初めて観て、講評することが出来るのだ。

講評とは…、「指導的な立場から、理由などを述べながら批評を加えること。また、その批評。」とある。(yahoo辞書より)

そもそも、お芝居に正解なんてものはない。
お客さんが、“好い”か“酷い”かを判断するだけだ。
中間なんてない。
○か×かどちらかだ。

うーん、よかったけどもう少しだね。なんてお言葉は、要はよくなかったといっている。
感動した時は、よかったよ以外の言葉はない。
つまり、それ以外はよくないのだ。

そのよくない理由を探すのが楽しいのだ。
「練習不足」なんてことはよくない理由にはならない。
それはつまり、練習すればよくなる可能性があるからだ。

最終的には人間批判になるのだ。
「きっと彼にはそんな感覚がないのじゃないかな?」
とか、
「まあ、根本的に考え方を変えなければならないね」
とか、
「なんか、見た目ダサいねん」
など、グウの音も出ない感じで“講評”する。

まあ、言い方は違えど、大体そんな事を言って、自分の至らなさにふたをするのだ。
そう、言ったもの勝ちのところがある。

まあ、全員ではない。
ただ、講評というのは楽しい。
とっても楽しい。

ふふふ
ふふふ

出来れば、聞こえないところで言って欲しい。
って言うか。講評なんてしないで欲しい。

するのは、自分だけでいいのだから。

まあ、今回の総評は、
「一ヶ月前にこの出来なら、楽しみやね」
だった。

よく捉えるなら、ほめてくれているし
悪く捉えるなら、よかったとは決して言ってないのだ。

まあ、あと一ヶ月、講評を聞き続け、言い続けるのは間違いない。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ふふふって。 (おひろ)
2009-05-08 12:52:25
楽しいんだ。酒の肴になるからなあ。
ぴぃーっ
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Unknown (みやこ)
2009-05-08 13:31:11
根に持ってるなぁー(笑)
観て感じたこと思ったことを言うのは 少し簡単なんだよね。自分に置き換えると・・・出来てたら悩んでへんわ!!!って言うだろう(汗)
良いようにとってね。つまり、あんたにはまだまだ道が残されているわけさ。
正解もなけりゃ 完璧もない だから もっともっととがっつける。
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Unknown (おひろ)
2009-05-11 12:31:13
がぶり。
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