皆様こんにちは。
先日「断糖」に関する書籍を購入し、糖は悪者だ!という直球発言に脳と全身をビシビシ刺激され、実践しようと試みるも外食産業の無慈悲な炭水化物のラインナップ攻撃に心が大層めげております、意志薄弱野郎、池田です。
さて、4月末から立ち稽古に入りました。読みの段階でのモヤッとした絵が徐々に具体化されといく様を見ているのはとても楽しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f6/6df9757f17ae7418908f6a1cc68b865e.jpg)
客席や舞台の構成がとても面白く、お客様が演者をとても近くに感じられるような工夫がされています。公演は劇団未来のスタジオで行いますから各回定員は40名です。それぞれの登場人物をしっかり観察し、この家族に何が起こったのかをじっくり見て頂けたらと思います。
ご予約絶賛受付中です。今回はダブルキャストとなっておりますので、A日程とB日程の両方をご覧になられますとそれぞれ雰囲気の違うお芝居をお楽しみ頂けます。
さて、今日も始めましょうか!
「突撃!見たい知りたい教えて未来!劇団員に話を聞こう vol.3」feat.島さん
今回お話を伺いますのは、フリーで役者を生業にしておられます、見た目と違わずストイック、寡黙な魔術師 大森大介さんです。
池田「よろしくお願いします」
大森さん「よろしくお願いします」
池田「ではお名前とあだ名をお願いします」
大森さん「大森大介です。あだ名はありません。たいてい下の名前で呼ばれます」
池田「休日は何をして過ごしておられますか」
大森さん「できれば丸一日ずっと寝ていたいですね。でもそうはいかない。今は色々と忙しい時期なので」
池田「そうですか…。それでは今回出ずっぱりの竹中さんの役ですが、このオファーを受けてどう思われましたか」
大森さん「実は役が確定していたわけじゃなくて、一応竹中さんの役だけど、未来の役者の揃い方次第で変わる可能性はある、という受け方をしたのね」
島さん「まぁ前のルーマーズの時もそうやったんやけど、人員の構成上思い通りにいかないこともあるから…でも何でも出来はる人やから。今回はおじいちゃん役ではないですよ、ってだけで」
池田「それじゃ、どの役になっても対処できるようには準備されていたんですか」
大森さん「いや、むしろ真っ白な状態で来ましたよ。頭から作ってくるのは好きじゃないのね。本読みっていうのは俺にとっては確認作業であって、感情を入れて読んでくることではない。けど、それは演出家にもよるけど、最初から作ってこいと言う演出もいればその逆の人もいる。今回は中間くらいかな。
実際に相手と読んでみてイメージを膨らましていくから、この人はこうだと決めつけてしまうと、そこで止まってしまう。芝居はライブなんだからそこで起きることにしっかり反応出来るように、色は付けてこないかな。」
池田「真っ白ですね。素晴らしいですね」
島さん「素晴らしいですね」
大森さん「役者だからね、劇団や演出の色があって、この劇団が選んできた台本の中に入る時に、皆が体現したいものの一部になりたいと思う。
まぁ、たくさん資料もらうけどね、ここね(笑)」
島さん「うそぉ!」
大森さん「こんだけ貰うとこ、ここしかないよ。資料は個々の問題だし、レベルの高い人ばかりの劇団では自分でやっておくもんだし、やらなければ、コイツはやらん奴なんだと思われてそこで終わりだしね」
池田「役作りはどのようにされてますか」
大森さん「台本を読んで、何に対して感情を爆発させるのかというところから、まず入っていくかな。つまりそこから本音が見えてくるし、そうではない裏のセリフもたくさんあるわけで。喜怒哀楽の感情って皆同じ。例えば怒ることだったら、理由が人それぞれ違うだけ。笑うのも、何にツボにハマるのかとか、それらを見つけていければ、その人っていうのが出来ていくのではないかなと思う。そうやってその人の癖や厚みを付けていけたらな、と。内面さえ作っておけば、周りに合わせるのは自由だから。だから実際に立ちに入って、より自分が惹かれて反応するのはどの言葉だろうかと、その為に読みの段階でたくさんの引き出しを作っておく」
池田「すぐに役に切り替わることはできますか」
島さん「イタコみたいな?(笑)」
大森さん「さっき言ったように、ベースが作れて入ってしまえばそこから変われる。その変わる為のスイッチを自分で作れなきゃいけないのね。迷いがあると入っていけないからね。始まってしまえば、そこで起きた出来事に反応して、プラスアルファのキャラが出来ていったりする。ある程度は条件反射かな。
例えば、島君はしないけど、始まる前にパンッと手を叩く人もいる。はい、ここから切り替えてね、と。まぁその場に飛び込むか飛び込まないかの話で、始まってしまえば何かが起きるんだから、そこで柔軟に対応していく。でないと面白くないからね。……イタコとはちょっと違うかな(笑)」
島さん「ふふふ、このフレーズ言いたかっただけ(笑)」
さて、話の途中ですが、インタビューは次回に続きます。
まだまだ大森さんからたくさんお話を聞かせて頂きました。後半もお楽しみに!
先日「断糖」に関する書籍を購入し、糖は悪者だ!という直球発言に脳と全身をビシビシ刺激され、実践しようと試みるも外食産業の無慈悲な炭水化物のラインナップ攻撃に心が大層めげております、意志薄弱野郎、池田です。
さて、4月末から立ち稽古に入りました。読みの段階でのモヤッとした絵が徐々に具体化されといく様を見ているのはとても楽しいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/f6/6df9757f17ae7418908f6a1cc68b865e.jpg)
客席や舞台の構成がとても面白く、お客様が演者をとても近くに感じられるような工夫がされています。公演は劇団未来のスタジオで行いますから各回定員は40名です。それぞれの登場人物をしっかり観察し、この家族に何が起こったのかをじっくり見て頂けたらと思います。
ご予約絶賛受付中です。今回はダブルキャストとなっておりますので、A日程とB日程の両方をご覧になられますとそれぞれ雰囲気の違うお芝居をお楽しみ頂けます。
さて、今日も始めましょうか!
「突撃!見たい知りたい教えて未来!劇団員に話を聞こう vol.3」feat.島さん
今回お話を伺いますのは、フリーで役者を生業にしておられます、見た目と違わずストイック、寡黙な魔術師 大森大介さんです。
池田「よろしくお願いします」
大森さん「よろしくお願いします」
池田「ではお名前とあだ名をお願いします」
大森さん「大森大介です。あだ名はありません。たいてい下の名前で呼ばれます」
池田「休日は何をして過ごしておられますか」
大森さん「できれば丸一日ずっと寝ていたいですね。でもそうはいかない。今は色々と忙しい時期なので」
池田「そうですか…。それでは今回出ずっぱりの竹中さんの役ですが、このオファーを受けてどう思われましたか」
大森さん「実は役が確定していたわけじゃなくて、一応竹中さんの役だけど、未来の役者の揃い方次第で変わる可能性はある、という受け方をしたのね」
島さん「まぁ前のルーマーズの時もそうやったんやけど、人員の構成上思い通りにいかないこともあるから…でも何でも出来はる人やから。今回はおじいちゃん役ではないですよ、ってだけで」
池田「それじゃ、どの役になっても対処できるようには準備されていたんですか」
大森さん「いや、むしろ真っ白な状態で来ましたよ。頭から作ってくるのは好きじゃないのね。本読みっていうのは俺にとっては確認作業であって、感情を入れて読んでくることではない。けど、それは演出家にもよるけど、最初から作ってこいと言う演出もいればその逆の人もいる。今回は中間くらいかな。
実際に相手と読んでみてイメージを膨らましていくから、この人はこうだと決めつけてしまうと、そこで止まってしまう。芝居はライブなんだからそこで起きることにしっかり反応出来るように、色は付けてこないかな。」
池田「真っ白ですね。素晴らしいですね」
島さん「素晴らしいですね」
大森さん「役者だからね、劇団や演出の色があって、この劇団が選んできた台本の中に入る時に、皆が体現したいものの一部になりたいと思う。
まぁ、たくさん資料もらうけどね、ここね(笑)」
島さん「うそぉ!」
大森さん「こんだけ貰うとこ、ここしかないよ。資料は個々の問題だし、レベルの高い人ばかりの劇団では自分でやっておくもんだし、やらなければ、コイツはやらん奴なんだと思われてそこで終わりだしね」
池田「役作りはどのようにされてますか」
大森さん「台本を読んで、何に対して感情を爆発させるのかというところから、まず入っていくかな。つまりそこから本音が見えてくるし、そうではない裏のセリフもたくさんあるわけで。喜怒哀楽の感情って皆同じ。例えば怒ることだったら、理由が人それぞれ違うだけ。笑うのも、何にツボにハマるのかとか、それらを見つけていければ、その人っていうのが出来ていくのではないかなと思う。そうやってその人の癖や厚みを付けていけたらな、と。内面さえ作っておけば、周りに合わせるのは自由だから。だから実際に立ちに入って、より自分が惹かれて反応するのはどの言葉だろうかと、その為に読みの段階でたくさんの引き出しを作っておく」
池田「すぐに役に切り替わることはできますか」
島さん「イタコみたいな?(笑)」
大森さん「さっき言ったように、ベースが作れて入ってしまえばそこから変われる。その変わる為のスイッチを自分で作れなきゃいけないのね。迷いがあると入っていけないからね。始まってしまえば、そこで起きた出来事に反応して、プラスアルファのキャラが出来ていったりする。ある程度は条件反射かな。
例えば、島君はしないけど、始まる前にパンッと手を叩く人もいる。はい、ここから切り替えてね、と。まぁその場に飛び込むか飛び込まないかの話で、始まってしまえば何かが起きるんだから、そこで柔軟に対応していく。でないと面白くないからね。……イタコとはちょっと違うかな(笑)」
島さん「ふふふ、このフレーズ言いたかっただけ(笑)」
さて、話の途中ですが、インタビューは次回に続きます。
まだまだ大森さんからたくさんお話を聞かせて頂きました。後半もお楽しみに!
今度からちょいちょいブログ見に来ます。その内ブログに出てくるかな?楽しみにしています。
まぁ、それは誰の事でしょうか??
ブログにも是非出て頂かなくては。ご期待に添えるよう頑張ります!
何気なく書いたのですが、お返事までいただいけるとは思っていませんでした。
感激です。
さて、どなたのファンかの件ですが、その方のロングインタビューを見たい反面、個人的な好みをお願いするのは良くないと思いましたので、言わない方がいいかなと…。
んじゃ、ここに書くなよと思われそうですが(笑)。
では、また次のブログ楽しみにしています。
素晴らしいインタビューを期待します。
そうですか、そのように仰られるのでしたらこの場でお伺いするのは差し控えたいと思いますが、私は読んで下さっている方の気持ちを大切にしたいので、やっぱり…!と思われましたらリクエストなさって下さいね。
インタビュアーとして大変未熟ですので、もっともっと貴方様や他の読者様が聞きたいことを劇団員から引き出していけるよう頑張ります。
ご覧頂きありがとうございます。
これからも宜しくお願い致します。