劇団未来ブログ

劇団未来や団員の あれこれ を発信

メキシコの演劇ワークショップ

2016年01月17日 00時04分13秒 | 稽古日誌

昨日(2016.1.15金)、演出者協会のワークショップ(西九条)。

メキシコの大変えらい先生!!!!

なんと1000円で3時間程(もっとかな)ご指導頂き、

更に飲み会でお話しまでさせて頂いた。

演出者協会とは凄い組織である。

1)小魚の群れの動作をし、全体の大きなウネリの中での自分の動きを体験する。

2)ゲームで、一つの動作のみで相手を攻撃し、

相手はその動作を一つの動作のみで避ける。

掛け声は「1・2・3…、サ・ム・ラ・イ!」(侍のポーズ→ストップモーション→ゲームスタート)

距離感把握、注意を多方向に向けることの必要性を学ぶ。

3)環になったメンバーが一人ずつ、物語を作り、それを次の方がもっと飛躍して創作する。

最後の方は物語を終結させる。

4)突飛な質問を投げかける。その動きを受け入れ実現し、

その意図を動作と共に説明する(つまり無茶ぶりを全面受け入れる)。

そして、その動作に酔いしれる前に、緊張を強いる為に、

次の突飛な質問を繰り返す。

瞬発力・反応力・発想力・集中・柔軟性など様々な要素を必要とされる。

5)幼少期の写真を胸に置き、環の中で話すことで、相手に注意を払い、

「共犯者」なる安心した共演者たちとの空間を体験する(環の中と外との違い)。

6)過去の記憶を名詞のみで羅列する。

相手が今の主観を交えず結果を求めず、

過去の思い出で、見えたものをそのまま名詞のみで伝えることで、

聞く側が自分の過去とリンクし、追体験をした。

その他もろもろ。

自意識から解放されることは困難であり、

集中とはナカナカ疲れるものである。

が、皆同じ緊張の中で、個性や共感やら共有やら喜びやらを

過ごせた貴重な時間であった。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぽん)
2016-01-29 18:54:35
いいなー、行きたかった。
風邪ひいて死んでたの。
くそぅ。
返信する

コメントを投稿