朝からずっと雨が降り続いていて、明後日土曜日の朝方まで降り続くという予報。今のところ雨はやんでいますが、ほどなく降り始めるとのことで、どんよりとして、人影も少なく、静かな奈良の我が家周辺です。
雨で農作業は諦め、午前中はじっと座ったり寝転んだりして、ひたすら休養しました。土曜日の午後までは休息となりそうで、こういう感じが続きそうです。
何か自分のために時間を使おう、とも思いますが、じっとすると体のあちこちが痛み始めます。座っていても寝ていても、自分の体のゆがみが感じられます。こういうことってよくあるんですよね。特に寝ているだけだと20~30分すると腰や背中が痛み始めるんです。ストレッチもせんといかんな。
しばらく目を使っていると、突然クラッとすることがあるし、不活性な感覚もあります。心身を活性化することと、しっかり休めることを、うまく組み合わせて、休養しておこうかな、と思っています。
母ですが、昨夜はよく寝たようで、朝は6時に起きてきました。ここ数日排便がないので、たぶん体が出したがっている感覚があるんでしょう、頻繁にトイレに行っていました。
もちろん、トイレに入っても自分が何をするのかわからなくなったり、用もないのに呼び出しボタンを押したりしていましたが、今朝はちょっと違うものを感じました。
一つは、毎回、紙パンツをおろさずに便座に座り、そのままウォシュレットを使っていたこと。これまでも何度かはあったと思うのですが、毎回トイレで紙パンツをおろさずにいたことは初めてです。排便はなかったので、紙パンツの内側は汚さずに外側だけ濡らす、という、本来の使い方とは逆の使用でした(笑)。たまにトイレを使用した形跡がないのに敷物に水滴が落ちていたり、紙パンツの中は汚れていないのにその上に履いているパッチが湿っていることがあったのは、こういうことだったんだな、と気が付きました(以前はたまにだったので気が付かなかったのです)。ただ、それが毎回繰り返されたのは初めてでした。2~3時間も紙パンツをおろすことを思い出さなかったことはこれまでありませんでした。
もう一つは、呼び出しチャイムを鳴らして駆けつけた時の態度が違ったこと。私は数回しか駆けつけてないので、妻はすでに気づいていたかもしれませんが、これまではそういうときは私の顔を見ても言葉も出さずに、フンフンと荒い息づかいであたふたしたような動きをしていました。それが今朝は、私がドアの外から声をかけると、カギを開けて(これまではこちらが「開けて!」と言わないと母はカギに気が付きませんでした)ドアを少し開け、「え? 何や?」と怪訝な顔をしていました。「どうかしたんか?」と訊くと「いや…」と、トイレを使ってるんやけどどう説明したらええもんやら、という表情をしました。つまり、わりと落ち着いているのに私が来た意味(自分が呼び出したこと)がわからない感じだったのです。もちろん紙パンツは履いたままで座っていました。
という、それだけのことなんですが、これまでそういうことは心理的に切羽詰まったような状態で起こしていた行動が、わりと落ち着いている状態でも出るようになった、と感じたわけです。トイレですべきことが、ごく普通にわからないままになってきたんじゃないか、ということです。
また一段階、認知症が進んだんだろうな、と思いました。足が弱くなって、あちこちに敷居のある我が家では暮らすことがいっそう難しくなっていて、家族とのコミュニケーションは難しくなっているうえに、どんどんすべきことがわからなくなると、家で暮らすことがますます難しくなるなぁ、と思った今朝でした。
デイサービスには機嫌よく出かけて、いつも少し元気になって帰ってきてくれるので、それは続けたいんですけどね。
お昼は、ヤオヒコで特価だった、日本ハムのピザです。オーブントースターで5分温めるだけですが、わりとふっくらとした美味しいピザでした。妻と二人で、これを2枚(マルゲリータとベーコンピザ)と、それぞれたまごスープの昼食でした。一人当たり300円もかからずに楽しめました♪
雨がまた降り出しました。本降りです。じっとしているだけだと気分もしんどいので、2時間ほどカラオケに行って軽く体を動かしながら歌い、そのあとデイサービスから帰ってくる母を迎えて、夕方は再び体を休めようと思います。