お昼前から弱い雨が降り始めた今日の奈良です。朝から陽射しのない曇り空で冷え冷えとしていて、今にも降り出しそうだったんですが、朝の間はぽつぽつとした程度。
妻と母が美容院(隣町)の予約をしていたので、車で送って行き、いったん家に戻って今夜食べるミズナを採りに行ってから、再び迎えに行きました。少し時間が早かったんですが、駅前の「きらく」で昼食。母が、ここのそばが好きなので、ついついこの店に行ってしまいます。
うひゃ~、豪快! 食べ物を前にするとスイッチが入るのか、一気食いです(笑)。今日は、妖怪そばすすりではなく、一気ばあさんが出現していました。
妻はいつもの「唐揚げ定食」(ご飯なし)。
私は、温まる「野菜たっぷりちゃんぽん定食」にしました。「ちゃんぽん」という名がついていますが、具沢山のあんかけうどんです。(^-^;) 熱々で、食べるのに時間がかかりますが、最後まで熱くて美味しかったです♪
ところで、あの長崎ちゃんぽんとは似ても似つかない、しかもうどんの食べ物を、なぜ「ちゃんぽん」と呼ぶのか、不思議です。
ただ、亡き父は、あんかけの中華麺のことを「ちゃんぽん」と呼んでいました。私が若者のころまで、家族で外食することがたまにあったんですが、食道に入ると地井は決まって「オレは、ちゃんぽんや」と言ってました。出てくるのは、あんかけラーメンの類。
だから私は長崎でちゃんぽんを食べた時に、関西のちゃんぽんとは違うちゃんぽんがあることを知りました。塩味で大きくなっている私は、本場長崎のちゃんぽんはスープの塩が薄くて麺がモソモソとして、あまり好みではありませんでした。でも、リンガーハットのちゃんぽんを食べて(それが古来のものかどうかは知らないんですが)「やっぱり本場は長崎やな!美味い!」と思うようになりました。
ところで、ではなぜ大阪や奈良で食べる「ちゃんぽん」があんかけ麺のことなのかは、いまだにわかりません。ごちゃごちゃといろんなものを混ぜることを「チャンポンする」と言うことから、たくさんの具材が入っている麺類を「ちゃんぽん」と呼んだのかな、と思いますが、それがなぜあんかけになったのかはわからないままです。
今はこの類の麺類を「五目あんかけ」と呼ぶので、あんかけ麺を「ちゃんぽん」と呼ぶことは少なくなっているかもしれません。
今日は「きらく」で、懐かしい父のことを思い出しました。とさ。(^▽^)
食事のあとは、喫茶「米寿」へ。美味しいコーヒーを飲んで、豆を買ってきました。
母は、冬でもアイスコーヒー。しかも、ストローを使わずに一気飲みでした。ここでも一気ばあさんの出現です(笑)。
雨は本降りになってきました。ちょうど腰が痛みかけていることもあって、ゆっくり休養します。ビールを飲みながら数独でもするかな?
母も、飲んで食べて、トイレにも行って、今はスヤスヤとお昼寝中です。