私が小学校に通っていたころからずっと立っていた家だった。生まれてこの方、そこに立っているのが当たり前の家だった。その家族とはほとんどかかわりのない家だったのに、それが何の前触れもなくなくなってしまうと、妙な喪失感みたいな感情がおこるものだと知った。
若い世代が家を出て、老夫婦がお住まいだったが、10年ほど前におじいさんが亡くなり、見知りの人たちと何やら話しにおばあさんはよく一人であたりを歩いていたが、しだいに認知症が進んでしまい、施設に入っていらっしゃるという話を、数年前に聞いた。でも、こうして家がなくなったということは、おばあさんも亡くなったんだろうなぁ。なにしろ後を継ぐ世代がいないので、情報は分からず、しかも隣の自治会である我が家には全く事情は分からないままだ。額のあるご夫婦であり、財産もお持ちの老夫婦だったが、こうしてあとかたもなく生活の形跡が消えてしまうと、切なく感じる。
世の移ろい、だなぁ…
今日の晩ご飯は、ナントカ鯛の(名前忘れた)塩焼き、はやと瓜(もらいもの)とちくわの煮もの、三度豆とベーコンのバター炒め、鶏の唐揚げ、とろろ汁、キュウリの漬物。白いご飯には韓国海苔。
ナントカ鯛は、不味くはないけど美味くもない味。脂がよくのっているけど、旨みが少なくて、ちょっと残念。でもまぁご飯には割と合うかな? ほかのメニューは、ビールや日本酒がほしくなる美味しさ 休肝日に、ちょっと意地悪な味(笑)。
今夜も美味しくいただきました
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