今日は広島の「原爆の日」ですね。 私は直接原爆について語れるようなものは持ち合わせていないのですが(広島と長崎の原爆の資料館には行ったことがありますが)、子どものころに、あれがたぶん初めて原爆を意識した出来事だったと思うのですが、姉と「若者たち」という映画を観たことを思い出します。
私はまだ小学生の高学年だったと思います。高校生の姉が「映画を観に行くのでついてきてくれ」(たぶん一人で映画に行くのがなんとなくはばかられたんでしょうね)と言うので、今はもうない奈良市内の「尾花」という映画館に行きました。その映画が「若者たち」でした。
田中邦衛、佐藤オリエ、山本学が出ていたように思うのですが、ストーリーなどは全く覚えていません。ただ、反戦デモか何かに参加するのにまつわって、「被爆者だからという理由で結婚(交際)に反対される」という話が出てきて、それが何か鉛色の雲の塊のように心に残りました。成長してからも、結婚にまつわる差別的な(かつての因習と社会の意識の変化の落差とか)話であるとか、核兵器にまつわる話であるとか、最近では福島の原発事故にまつわる話であるとか、そういう話のたびに、その雲の塊が心に湧いて出てきます。
人の命を奪うのみならず、そういう人の罪深さを作り出してしまう原爆、核兵器、原子力というものを、人として拒否し、なんとかして排除していくべきだと思います。
さて、今朝は朝歩きに行きました。
酷暑だった数日に比べるといくぶん暑さが楽な朝でした。
夏雲の湧く空が美しかったです♪
境内に入ると蚊に食われるので、鳥居の外からお参り。
良い汗をかきました♪
朝ごはんを食べていると、空が曇ってきました。雨雲レーダーを見ると、強い雨を降らせる雲の塊が移動していって、この辺りにも雨を降らせるという予測が出ていました。他の天気予報でも、奈良県北部は「雨時々曇り」「雷雨の可能性あり」ということでしたので、急いで畑の収穫に行きました。
畑の空は雨が降りそうにありませんでした。
金柑の花が咲いているのを見つけました。柑橘系の花はどれもよく似ていますね。
空が曇り始めましたが、予報の時間帯になっても降りださないので、「今のうちに少しだけでも」と草刈りをしました。ウチの農地の中で斜面がきつくて一番刈りにくい場所を、私の腰痛を気遣って息子が「午後に刈るよ」と言ってくれていたので、その周囲の平らなところを刈っておこうと思ったのでした。何度かヘビに遭遇している場所で、マムシが出たこともある斜面なので、息子が刈る前に様子を見ながら近くまで刈っておきたかったこともあります。
ところが、私が刈ろうと思っていた場所を半分ほど刈ったところで雷の音が大きくなってきました。空はさほど雲は厚くなく、一部分は青空がのぞいています。それでも、半分晴れているのに突然近くに雷が落ちた経験があるので、とりあえず農作業小屋に戻りました。そうこうするうちに空は暗くなり、ほど近いところに落雷の音がするようになりました。
そこで、いったん家に戻り、雨雲レーダーを見ると「もうすぐ降り出します」。ネットでは「激しい雨の予報」が我が町に出ていました。
時刻はお昼前。「草刈りはできるだけ早くしておきたいけど、雨が降るのは間違いなさそうだから、他の用を済まそう」と、作業着を着替えて、妻と二人で母の施設へ洗濯物の交換に行きました。コロナの感染者が出た関係で、リモート面会はおろか建物への出入りも禁止だったんですが、昨日「洗濯物の受け取りはできます」という連絡をもらっていたので、さっそく行ってきたのです。母は変わりなく過ごしているとのことでしたが、当分面会は中止するとのことでした。
それから、お昼を食べに行ったんですが、一向に雨が降る気配はなく、空は少しずつ晴れてきています。「もう30分ほどで刈り終えられたのに~。こんなことだったら作業を済ませてから出かけた方が、あとが楽だったのに~」「雨雲レーダーのウソつき~」などとぼやきながら、駅前の「きらく」へ。
いつもの唐揚げ定食です。なんとなく体がだるくて、おなかの不調が再発するんじゃないかと少し不安だったんですが、どれもみな優しい味わいのこの定食を食べると、とても満足な気分になって、「じゃあ、早く帰って草刈りを済まそう!」という気持ちになりました。食べ物の力は大きいなぁ♪ …っていうか、とても単純なおっさんですね、私(笑)。
食事のあとは、ヤオヒコと酒屋で買い物を済ませ、急いで草刈りを済ませました。腰の張りが出てきたところで作業を終えると、ちょうど息子が出てきて「刈るよ~」と草刈り機を担いで行ってくれました。助かります!
私は畑の水やりも終えて、作業を上がりました。よく働いたご褒美に、美味しいビールを飲むことにします。疲労感が抜けないので、晩ご飯まで少し横になろうかな?