てまえみそ日記

布ぞうりを作ったことやその他のことなどを記す。
年に一度はばあさんの手解きで味噌造りをしている。

げんじものがたりを読むー賢木

2018-03-16 | 
六条の御息所という人は独占欲が強く嫉妬心も強い人だが源氏にはとても弱い

世間体をはばかって京から伊勢へ行くことを決めたが源氏が会いに来ると嫌がるそぶり

を見せながらも招き入れ歌のやり取りを翌朝までしたのだから互いに別れたくなかった

のだろう

ここで源氏が行くなと止めたら行かなかったろうが

しかし源氏は行かせたことをもったいないことをしたな~と思っている

この女のナニがそんなにいいのか

御息所の生霊に取り殺されたのは先に夕顔が、今度は正妻の葵も取り殺されたのに

おとことおんなのあいだには~~~ わからない

さて今夜は玄米おかゆで健康ダイエットです

げんじものがたりを読む葵

2018-03-09 | 
源氏と紫の上のかかわり方を整理中です

時々立ち止まって考えないとわからないまま読み進めてしまいあらすじさえ見えなく

なるのを防ぐのです

源氏は早く母桐壺更衣を失った

藤壺の女御は母に生き写しと聞き慕い一緒に遊ぶことができた

源氏は成人すると藤壺の女御と離されて会うことが難しくなった
 
 母親と見做していたが距離ができたことで女としてみるようになった

北山の寺で藤壺によく似た少女を発見する(実は藤壺の姪だった)

藤壺の代わりと母親の代わりが見つかった

 だから無理やり藤壺と関係を持ち皇子(冷泉帝)が生まれた

理想の女性に育て上げたいと思った

 一つは母親像二つはこれまでの豊富な女性遍歴による女像

実の父親が引き取りに来る前に源氏が連れていった

この時若紫10歳源氏18歳 はじめはロリコンかと思ったがそうでもなさそうだ

そして4年後に結婚した

藤壺との間には子ができたがその後紫の上とは出来なかったのはなぜだ?

これらは疑似近親相姦だからばれなければ関係は容認しても子を作ることは禁じ手だからか

この辺りには何かの史実モデルがあるのだろうか作者に聞いてみたいところです

頭を整理するとまだまだたくさん疑問が出てくるが先へ進まなくなるのでこれくらいにして

これらのことを考えるのも楽しみなのです

理解を助けるものとして人物の関係図や源氏の年表などがあるといいですね

自由な読み方ができるのが源氏のいいところかなと思うのであります

げんじものがたりを読む葵ー3

2018-03-05 | 
葵上の法事などを終わらせ息子の養育を妻の実家に託して久しぶりにわが家へ帰って

来ると早速紫ちゃんに会いに行った

いつまでも子供だと思っていたのに久しぶりに会ってみると成長した姿はもう適齢期

が来たと判断するとただちに結婚した

この時代は女子の成人式を行った後に結婚式をして三日間一緒に過ごす習わしだった

らしい

美少女の紫ちゃんに村々した光君は成人式を待たずに結婚をしたのだった

この辺りを晶子訳では

、、、心苦しい処置を源氏は取った。、、、源氏だけは早く起きて姫君が床を離れな

い朝があった。

岩波文庫は

、、、忍びがたくなりて、心苦しけれど、、、、をとこ君はとく起き給いて、女君は

さらに起き給はぬあしたあり。

と、これだけである

源氏の突然の豹変に怒り驚き情けなく心乱した紫の上をなだめて三日の餅の意味を教

えて結婚を祝うことができた

この時紫の上14歳、源氏22歳、源氏が紫ちゃんを見初めてから約4年後のことだ

現代なら源氏のしたことは少女誘拐監禁洗脳強制同棲、、、しかし上手に手なずけた

から紫の上もそれを受け入れた?

誰かが書いていたが古典はエロいし出てくる男はろくでなしばかりだと

げんじものがたりはそうだと思う 

宮廷勤めのストレス解消に書いた?紫式部は肉食系の熟女だった?

もとがエロいものがあるから下種な読み方がされてしまうのだろう

これが品行方正な男だったら読み継がれる物語にはなってなかったろうが

宣長のいうもののあわれとはなんですかね

 楽しみは わずかなヒントの 行間を

 深読みしつつ 妄想するとき

何もわからない読み人のつぶつぶ粒焼

げんじものがたりを読む葵ー2

2018-03-04 | 
葵上にとりついた物の怪は調伏され苦しみが一時収まった時に男児を出産した

源氏には二人目の子供で後の夕霧という

葵上は急に胸が苦しくなり息絶えてしまった

夕霧は生まれるとすぐに母親を失い顔も知らず乳を含むこともなかったであろう

父親源氏と同じ運命をなぞるとは因果なことか

親子二代がわが母親の顔を知らないとは哀れなことではないか

その反動か源氏は義理の母親である藤壺の宮と無理に関係を持ち皇子が生まれた

その過ちを防ぐためにのちに紫の上に夕霧を近づけなったか

49日までの七日ごとの法事を済ませながら付き合いのある愛人たちへはまめに手紙のやりとり

を続けていたとはなかなかのまめ好き者だ

時に出家をしたいと出来ないことを言い出したりする

これだからさらに物語が続いていくのか

だがこういうことを紫式部が一人で考えたのかと疑問におもう時がある

どれだけの博識才女であっても男の生理等までは学んでないだろう

けど近くに男がいてその意見などが入ってるなんてことはなかったのかね

寝物語には いい! が考えすぎると寝付けなくなるので用心

下種な読み人の感想

げんじものがたりを読む工具

2018-02-26 | 
古語辞典は必携

暮れにブックオフで200円で買った

使った痕跡が見られないので盗品かと思ったぐらいきれいだ

正直に言うと古文法は全く分からないから使い方引き方がわからない

習うより慣れろで使用頻度は増えている

注釈がわかりやすいので助けられている

漢和辞典はあったほうがいい

1月に角川の新字源の最新版を買った

文字が小さいのが難点 大きな活字の新字源を出してくれたらすぐに買うよ

国語辞典も必要だ

広辞苑の第7版を買おうと思ったがなんだか問題があるようなのでやめた

いまだに第2版を使っている

小春日に 昼寝するなら 広辞苑

げんじものがたりを読む 葵ー1

2018-02-25 | 
賀茂祭りの時車争いの事件が起こり辱めを受け深く傷ついた御息所の気持ちは源氏に向かわず後に出産間近の正妻葵上に生霊となって祟ることになった

この時代は物の怪が信じられていたらしく生きてる人が祟るとは恐ろしい

女は恐ろしいものといいたかったのか

別の巻で戚夫人の話が出てくるのと併せて考えると

やっぱり 恐ろしきは女なりと紫式部は言いたかったか?

この時源氏22歳御息所30歳葵上25歳ぐらい

隣のきれいなお姉さんに飽きてしまったんでしょうか

弓弦君 女は怖いから気を付けろよ

お節介で下種な読み人の感想です

追記

今日の散歩は6500歩で打ち止め

げんじものがたりをよんでいる

2018-02-22 | 
初めて手にしたのは高校生のころで数ページでやめてしまった

きみまろ風にいえばあれから40年?かどうかわからないが

読んでみる気になった

有名なのに読了した人が少ない本の一つだそうだ

始めは現代語訳の易しく冊数の少ないものであらすじを把握した

一つのものを二、三回読んでは少しづつ分量の多いものに変えて3種類を読んだ

そして去年までに与謝野晶子訳の角川文庫を2回読んだ

場面によっては4,5回読んだところもある

年年歳歳記憶悪くなっているのが原因かな

三時のおやつは肉まんにコーヒー