私は、“ 蔦 ” が苦手です…。
正確に言うと、“ 蔦の絡まる建物 ” が 苦手なのです。
特に、枯れた蔦の絡まる一軒家を見ると、とっても怖くなってしまいます。
何故なのかしら…?
…解りません…。
幼い頃に観た、テレビ・映画・漫画…何れかの影響なのだと思いますけれども、蔦の絡まる建物の中で、何やら恐ろしいことが起こっている様な気がしてしまうのです。
もちろん、そんな筈はありませんし、綺麗に蔦を手入れされているお家もありますから、全てが怖く感じるという訳ではないのですけれども…何故かお尻の辺りがムズムズとして居心地の悪い思いをします。
よく通る道に、蔦の絡んだ建物があります。
そこは、ひとつの建物に3軒の小さなお店が連なっていました。
でも、通る度に蔦が侵食してゆき、それに伴いお店が1軒、また1軒と閉店してゆきました。
そして、とうとう全てのお店が…。
その過程を見ていた私は、「 やっぱり蔦館って怖い…。」 と思ってしまいました。
今も その建物の前を通ると怖いです…。
夫は、その建物の近くの信号で停車中に、度々 写メールを送ってきます。
蔦館…人気の無い蔦屋敷を見ると、私の頭の中には こんな替え歌が響いてきてしまいます。
♪ 蔦の絡まるお家で ○○も絡まれてる~
♪ 蔦の絡まる館で ○○が干からびてる~
「 …ぎゃぁ~~~~~ッ!」
( ※ ○○…自粛…。)