魔法少女のコスプレをしたおじさんのアニメとか、怖いもの見たさでしか見ない。ところが、何度か見るうちにいつの間にかすっかりファンですね。毎週金曜日が楽しみ。マジルミエ。
魔法がテーマなのでファンタジーの話かと思ったら、完全にシステムインテグレーションをテーマにしたアニメなのではないかと。
怪異と言う何かを魔法のプログラミングでなんとかして、身を削りながらも最終的になんとか納品すると言う世界観。納品?結局、プログラミングして、現地で展開して納品。まさにSEそのもの。
さて私達のSEの仕事では、出資者の要求は年々複雑さや抽象さをましている。これは怪異と表現しても良いのかもしれない。
そして、複雑怪奇に作り込まれたシステム構造は、少し触るだけで、何が起きるか分からない。いや、これが怪異なのか?
分からないからこそ少し刺激を与えると次から次へと問題が発生しては膨らむ。既存の組織構造では、どんなに人海戦術を使っても、出てくる課題に解決が追いつかず、状況は深刻化する一方。
それに立ち向かうのに必要なものってなんだろうか。そんなテーマがあるように思った。
社会性と変態性は両立し得る
こだわりがすごすぎて何を言っているのか分からない人がいる。そもそも人と話すだけで緊張して何を言いたいのかわからなくなってしまう人がいる。会話による意識合わせが難しく、社会性がないとして無視していないだろうか。昨今の何でもかんでも効率化の時代で、誰でも素早く理解できるインスタントなコミュニケーションが重宝され、その人の内面にもつ探究力や熱意を見れていないのではないか。社会性が無いとは、むしろこのような表面的なコミュニケーションに明け暮れることなのではないか。
変態性(突出したこだわり)のある人とじっくりコミュケーションして、相互理解と協力関係を作る事がこそ、今の難問のスパイラルに抗う術なのかもしめない。そんなことを考えました。
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